厳しいー
辞書マニアという人たちが世間には沢山おられて、市販されている各種の辞書の語義の当否をやかましく云々されているとのこと。その種の本も多く出されており、「新明解国語辞典」をネタにした「新解さんの謎」などはその代表と言えるかも知れません。
その新明解に関わる、由緒正しい辞書一家が山田さん一族です。国語学者で文化勲章受章者の山田孝雄、そしてその子供である忠雄、俊雄さんのお二人が国語学者で辞書を編纂されています。忠雄さんが新明解を中心になって編纂され、その息子の明雄さんも分野違いの学者さんですが、新明解に名を連ねておられます。三代ですね。
山田俊雄さんには「詞林逍遥」という日本語に関するエッセー集がありまして、それをぱらりと見ると、なかなか激越でした。昭和58年に角川書店から出されています。巻頭最初の随筆で昨今(当時)の語注付きの漱石全集を取り上げています。「吾輩は猫である」の中に出てくる「三馬(魚のサンマ)」の語注に「漱石の当て字」と書かれていることに噛みついて、大変な剣幕です。力のないものが文豪の語注をするなど止めてくれと言わんばかりです。
これは漱石の当て字でもなんでもなく、「言海」などにも書かれている如く、昔からある言い方だそうです。確かに辞書を少し引いたら判ることですから、厳しく糾弾されても仕方ありません。こわーって感じです。
読み進めるのが楽しみです。
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使ってみようか
時々、昔の人の言葉遣いを思い出して不思議な気持ちになります。100歳でなくなった祖母が「けなるい」という言葉を時々使っていました。これは上方落語に時々出てきますから私は耳馴染んでいましたが、今では使いませんね。
落語の中で丁稚が、お店こぞって芝居を見にゆくので嬉しくて、お向かいの丁稚に「けなるいやろ」と自慢をします。「うらやましい」という意味です。
その祖母の娘で今年99歳の叔母が、着物や生地を見て「この柄、こうとやわ」などとよく言っていました。「こうと」、何の事かわかりにくいですが、使い方から察すると「渋い」とか「趣味が良い」みたいな意味だと思っていました。
今日、ふと手にした新潮文庫版「北原白秋詩集」の中の「黄色い春」という詩の中に「黄色、黄色、意気で、高尚で、しとやかな」という一節の「高尚」に(かうと)とふりがなが付いていました。戦前の読み方ですから、今の読み方にする(こうと)です。
どうやら「こうと」は、趣味の良い、上品な、高尚な様子を表す言葉みたいです。
こんな事でも書いておくと、何となく言葉の賞味期限、使用期限がちょっとでも伸びる気がしますので。
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O書店さんの俳句
彷徨いて 鉈目辿れば 梅の里
休耕田 土の固さや 春寒し
路傍にも 命の欠片 冬の華
冬萌えや 少し季節は 動いたか
生き様は 不器用でよし 寒椿
動かざる もの皆冴えて 朝を待ち
何事も 無く日は暮れて 置炬燵
橡の実や 地図より遠き 山の宿
おなじみの、古本屋俳人のO書店さんの去年秋からの近詠です。
少し道具立てにこりすぎてちょっと不調かな、と気になっていたのですが、今年に入ってから調子を取り戻されたみたいです。「橡の実や」「動かざる」「路傍にも」「彷徨いて」などが素晴らしい。
何気なく作った句が良いのがOさんの特徴です。
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切りようで
時々ツイッターを見ます。色んな人が色んなことをつぶやいているのですが、何しろ画面が小さいので、文章の句読点を省きがちになりますので、意味を取り違えることがあります。
今日も今日とてこんな事が書かれているツイッターを拝見しました。
(前略)ぼくが酔っぱらってからあげあげたときにぶちまけた(後略)
これを読んで、ああ、この人は酔ってから、かなりひどい嘔吐をされたのだなあ、と思いました。「あげあげた」とはただならぬ嘔吐の事、「あげる(嘔吐)」を強調している表現と取ったのです。「くろぐろとした」みたいな感じです。後ろの文が「ぶちまけた」とあるので疑いませんでした。
ところがさらによく読むと、この人は「からあげ」を揚げたのだということが分かりました。つまり、酔ってからカラアゲを揚げた時に何かをぶちまけたのでした。なーんだという一幕でした。
上方落語に「鏡屋女房」という噺があります。米朝さんが時々演じられていました。そのまくらに、文章は区切り方で面白い事になるという話をされています。借家に張り紙がしてあります。
おおさかどう
とんぼりこん
にゃくやのしゃくや
この不思議な張り紙の読み方はこうです。
「大阪道頓堀、こんにゃく屋の、借家」
平仮名で変な所で改行して書くととんでもない張り紙が出来るという話です。似ていませんか。
ツイッターの一部、無断引用、お許しくださいませ。
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くどいねえ
日本の小説を読むのも何となく億劫ですが、外国の小説となるともっと億劫です。できれば避けて通りたい。実際、避けて通ってきましたが、時々引っ捕まってしまうことがあります。
商売柄、書物の中身のチェックをしていて、つい言葉の連なりに気を取られ読んでしまうことがあります。ドストエフスキーの小説なんかに捕まるとえらいことです。
「どうしたんだね、エメリャーヌシカ?」「いや、なに、私は、その‥‥アスターフィ・イヴァーヌイチ。」「飲まないとでもいうのかね?」「ええ、私はね、アスターフィ・イヴァーヌイチ、もうその‥‥これからは酒を断とうと思ってね、アスターフィ・イヴァーヌイチ。」
これを書く方も大変ですが、翻訳する方も忍耐強いと思います。名前だけでこんな量があるのですから。ロシア人て、本当にこんな話し方をしてるんでしょうかね。まあ、西洋の小説には多かれ少なかれ、律儀なほど会話の中に相手の名前を書き込んではいますが、ドストエフスキーは異常のレベルじゃないかと思います。
日本で「それは違うと思うよ、山田太郎君」「そうですかね、日ノ本一郎さん」「違う違う、山田太郎くん」なんて会話文が出てきたら面倒くさいですね。
上記のドストエフスキーの小説は「正直な泥棒」河出書房版、訳者は米川正夫でした。
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