厳しいー

辞書マニアという人たちが世間には沢山おられて、市販されている各種の辞書の語義の当否をやかましく云々されているとのこと。その種の本も多く出されており、「新明解国語辞典」をネタにした「新解さんの謎」などはその代表と言えるかも知れません。



その新明解に関わる、由緒正しい辞書一家が山田さん一族です。国語学者で文化勲章受章者の山田孝雄、そしてその子供である忠雄、俊雄さんのお二人が国語学者で辞書を編纂されています。忠雄さんが新明解を中心になって編纂され、その息子の明雄さんも分野違いの学者さんですが、新明解に名を連ねておられます。三代ですね。



山田俊雄さんには「詞林逍遥」という日本語に関するエッセー集がありまして、それをぱらりと見ると、なかなか激越でした。昭和58年に角川書店から出されています。巻頭最初の随筆で昨今(当時)の語注付きの漱石全集を取り上げています。「吾輩は猫である」の中に出てくる「三馬(魚のサンマ)」の語注に「漱石の当て字」と書かれていることに噛みついて、大変な剣幕です。力のないものが文豪の語注をするなど止めてくれと言わんばかりです。



これは漱石の当て字でもなんでもなく、「言海」などにも書かれている如く、昔からある言い方だそうです。確かに辞書を少し引いたら判ることですから、厳しく糾弾されても仕方ありません。こわーって感じです。



読み進めるのが楽しみです。



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