時代小説!!
昨日は大阪古書組合で、来週の当番市へ出品いただく予定の本の整理を手分けしてしました。5人がかりでも結構時間がかかったほど大量の時代小説の文庫本です。どれもピカピカです。
最近は人気作家の誰もがシリーズ物を手掛けているので大変な数になります。昔は半七捕物帳や銭形平次、鬼平犯科帳など、数がごく少なかったのですが、今は一人の作家さんが複数の時代小説のシリーズ物を書き続けています。これを読まれた方はよく頭が混んがらないなと思うほどの量でした。
逆に言うとどれを読んでも同じなのかも。
天理市の古本買取は池崎書店にお任せ下さい。
天理市の古本の出張買取サービスは、ぜひとも近畿地方全域が地盤の池崎書店にお任せ下さい。大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお気軽にご連絡ください。買取経験豊富な店主が懇切丁寧に無料出張、無料査定いたします。量の多少にかかわらず、御用命ください。できるだけ何も捨てないでください。捨てるものに値打ちがある場合が多いです。高価買取強化月間誠心誠意全力推進中。お引越し整理、生前整理、御遺品整理もお任せ下さい。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、FAX、メールまたは 買取のお問い合わせ にて年中休みなく24時間承っております。p>
古本 買取 大阪 池田市
タグ
ドイルは面白い
昨日7月7日はコナン・ドイルの命日だったそうです。1930年に亡くなっていますから没後90年。シャーロック・ホームズ物などは依然人気が高く、各種文庫などでも新訳が相次いで出されています。
偶然に昨日、新潮文庫からかなり以前に出ていて現在は絶版の「傑作集」シリーズがまとまって入ってきました。ホームズものでない短編集と、冒険長編が混じったシリーズです。「海賊編」「恐怖編」「海洋奇談編」「冒険編」「ボクシング編」「クルンバの悲劇」「失なわれた世界」など今はあまり読まれていない作品が多いです。
ホームズ物ばかりにスポットが当てられることが多いのですが、ドイルという人、間口は広く他にも心霊現象の本や自伝、SFなど、面白い本をたくさん書いています。一度お読みください。「日本の古本屋」にアップしています。
大阪市の古本出張買い取りサービスは、ぜひ、大阪市出身の池崎書店にお任せください。整理、売却をお考えの古本や雑誌、文庫本等がございましたら、何も捨てずに大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メールしてください。古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にても承っております。お捨てになったものにお値打ちがあることがよくあります。経験豊富な店主が親切丁寧に査定、高価買取します。もちろん出張料無料、見積もり無料、梱包資材無料。お引越しや生前整理、ご遺品整理もお任せ下さい。お客様のご予定に合わせます。24時間受け付けています。千冊単位万冊単位の大量でも少量でもホントに心から大歓迎です。高価買取月間、絶賛全身全力推進中。お気軽にご連絡ください。
タグ
人気が高い訳
読書家に人気が高い講談社文芸文庫の創刊当時の挟み込みパンフで、村上龍さんが、純文学の反対語はあるか?との問に「純文学に対置するものはない、質としての純文学であり、純文学というのはレベルである(大意)」と答えています。なかなかいい線の回答だと思います。それを反映してか、この文芸文庫には質の良い小説、エッセイ、評論、詩歌などが日本文学にとらわれず、また海外の作品もジャンルを問わず意欲的に収録して、他社の文庫とは明確に一線を画したラインナップになっています。
解説、作家紹介にも力が入っていて、著書目録なども充実していて、古書店の参考資料としても十分役立ちます。
また、この文芸文庫は統一的なデザインの中に変化をつけて、収集欲も高めています。愛好者が多いのも当然ですね。定価が高めなのが難点ですが、古本で集めてはいかがですか。さらには、文芸文庫に収録された作品の元の単行本や全集本の端本等が、古本の均一本などでお安く手に入る場合が多いことも言っておかないとね。
熊取町の古本出張買い取りサービスは、泉南地域が地盤の池崎書店にどうぞおまかせ下さい。お気軽にお電話、メール、FAXなどでご連絡下さい。年中無休。24時間受け付けています。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ もどうかご利用ください。何から何まで、買い取りします。何も捨てずに御連絡を。捨てたものがお宝だったことがよくあります。大量も少量も心から喜んで大歓迎。お引越しや生前整理、御遺品の整理も承ります。
タグ
栞の色
新潮文庫で山本博文、逢坂剛、宮部みゆき著「江戸学講義」(山本博文さんが先生、逢坂、宮部のお二人が聞き役として江戸のいろんな事を尋ねる形の、実に楽しい本)というのを読んでいて、ふと本の下からはみ出ている栞紐と言うかスピンと言うか、読んだところまでに挟む紐の色が、金色みたいな黄色だったのでびっくりしました。
一瞬、前に持っていた人が後から自分でつけたのかと確かめました。でも、ちゃんと最初からついていた栞紐でした。私がびっくりする訳、文庫本好きの人はわかると思いますが、大昔から新潮文庫の栞紐の色は濃い目の茶色と決まっていたからです。
調べてみると新潮文庫100周年の1年間だけ、この色の紐がついたのだそうです。刷り込みというのは恐ろしいもので、紐の色が変わっただけで何か、新潮文庫じゃないみたいです。
高石市の古本出張買取は、ぜひとも泉南地方、南大阪が地盤の池崎書店にお任せ下さい。大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお気軽にお電話、メールしてください。年中無休、24時間お待ちしております。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、もしくは 買取のお問い合わせ にても承っております。梱包資材、出張費用、見積もり費用など、一切不要です。どうかご安心して、できるだけ何も捨てずにご連絡ください。お捨てになるものに値打ちがあることが多いです。お引っ越しや、生前整理やご遺品整理などもお任せ下さい。大量大歓迎。
タグ
面倒な人たち
昨日書いたピエール・ルイス作鈴木信太郎訳「ビリチスの歌」新潮文庫版第2刷りの話の続きですが、くだんの第2刷には誤植とまでは行かないのですが、不都合がもう一箇所ありました。
作者名が、「ピエール・ルイス」となっていましたが、正しくは「ピエエル・ルイス」なのです。少なくとも、訳者の鈴木信太郎博士はそう書いていたはずです。第3刷ではその様に訂正して印刷されていますから。
鈴木博士はフランス語フランス文学の碩学でしたが、日本語表記についても厳密で、正字旧仮名論者でした。つまり「学問」は「學問」、「戦争」は「戰爭」、「あったように思われる」は「あつたやふに思はれる」と書く方式です。
外国人名表記にもこだわりがあり、「ベルレーヌ」は「ヴェルレエヌ」、「ランボー」は「ランボオ」、「ボードレール」に至っては「ボオドレエル」と書かないと、線路では無い❢と叱られそうです。
したがって、「ピエール」は「ピエエル」でなくてはならないわけです。
偉い学者ほど面倒な人たちが多いようです。