一家で
今日は幸田露伴の誕生日です。今はもう読む人もめっきり減ったと思いますが、彼が亡くなった時には、政府内で国葬の話も持ち上がったほどの明治の大文豪でした。彼の兄弟姉妹はすべてひとかどの人物で、軍人、探検家(郡司成忠)として、歴史学者(幸田成友)として、そしてクラシックの演奏家、教育者(幸田延、安藤幸)としてそれぞれが各界を牽引しました。
露伴の家族からも文筆家が続きました。一人娘の文は父露伴の思い出を書いて随筆家として世に出て、小説も書き、奈良法輪寺の三重塔の再建に携わるなどと幅広く活躍しました。父親と同じく岩波書店から全24冊の全集が出版されました。ちなみに露伴全集は全44冊でした。どちらも大したものです。
幸田文さんの一人娘が青木玉さんで、この人も名随筆家です、10冊の著作を出版し、そのすべてが文庫化されています。その娘さんが同じく随筆家の青木奈緒さんで、8冊の著作をものされています。語学堪能で翻訳もされています。
すごいですね。直系の家族だけで膨大な著作量です。ギネス級かも。
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早く暖かく
昨日は倉庫へ行っての探しもの。ここしばらく日中は暖かでしたが、倉庫は火の気が一切ありませんから冷え切っており、少々気温が高めになったとて長く居られるような状態にはなりません。
倉庫というと靴を履いて入れるとお思いでしょうが、、私の倉庫は普通の住宅を倉庫にしていますから原則、靴を脱いで上がります。その足先の寒さと言ったら、なにか冷たい鉄板の上を歩いているみたいです。冷たさがじんじんと腹の辺りまで伝わってくるのです。
探しものは見つかりましたが、余分な作業は今回はパスしました。もう少し暖かくなってから、と思っていると、その事自体を忘れてしまうのですが。
ちなみに探していたのは一昔前の山田風太郎の文庫本。佐伯俊男さんの禍々しくも毒々しいカバー絵が素敵な角川文庫がどっさりありました。それ以外の各文庫もかなり揃っていました。さて、どこでお客様に見ていただきましょうか。
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不思議な回答
新聞や週刊誌に「人生相談」というコーナーが有ると思います。思いますというのは、今も有るか分からないからです。長いこと新聞も雑誌も購読していませんから実際の所が分かりません。多分有るのではと思います。
というのは時々、その回答者が小説家などの場合、相談と回答が単行本としてまとまって出されることがあるからです。開高健のものなど、「風に訊け」というタイトルで出ていました。
朝日文庫で「車谷長吉の人生相談 人生の救い」と言う本が出ています。朝日新聞の人生相談の回答者としての車谷さんの回答をまとめたものです。これはお勧めします。一種の奇書と言えるかも知れません。
この種の相談は、深刻なのもあれば、回答者の回答を楽しもうというのもあります。開高健などはそのあたりの呼吸をわきまえて、ある時は優しく、ある時は突き放し、ある時は衒学を撒き散らし、ある時は兄貴ぶって、など変化に富んだ受け答えをしています。相談自体の選択にバラエティを感じます。
ところが、この「人生の救い」の相談はひたすら暗く、ひたすら深刻で、ひたすら辛い話ばかりが続きます。つまり相談の選択の時に既にバイアスがかかっている感じです。それらの重い相談に対して車谷さんは更にその上を行く深刻な話や経験、残酷な世界観を吐露しつつ、或る種突き放した回答をするのです。相談者を慰め、元気づけようとすることは全くありません。
印象としては、何か、スラップスティックな言葉によるブラックコメディみたいな感じさえします。もちろん車谷さんの態度は真面目そのもので、彼の絞り出す回答は誠実さと苦痛に満ちていますが、同時に諦念の裏打ちのあるユーモアが期せずしてにじみ出ていて、妙にからりとしているのです。
この不思議な本は一度お読みになると良いと思います。
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あせらず調べて
近頃の講談社学術文庫や中公文庫の新刊には魅力的な著作が収録されて、とても誘惑されます。特に歴史関係の新刊にそういうのが多い。でも、目をむくほど定価が高いことがままあります。1000円~1500円くらいは当たり前。流石に躊躇しますよね。
そういう時は落ち着いて、奥付けの手前のページなどを確かめてください。「本文庫は当社の「世界の歴史 第2巻」を元に、解説などを追加、新規に編集したものです」云々の説明がありませんか。これは元の本があるということですね。かなり前に出した新書を編集しなおして文庫化したというケースもよく見かけます。
それで元になった「世界の歴史」なり、新書判なりを探すと古本の100円均一で見つかることがしょっちゅうです。そりゃ、新しい文庫版のほうがカバーはピカピカ、解説も付いて良さげに見えますが、本文の内容的には100円で買える本とほとんど同じです。
そうです、あせらず古本屋で探すという手間を惜しまなければ、10分の1程度の出費で内容的にはほぼ同じ本が手に入るわけです。その手の元の本は安いのでネットなどには載せていないかも知れませんが、即売会などでは100円均一に気前よく並んでいます。そんな時にまとめ買いするのも賢いやり方だと思います。
あせらず古本屋にご相談を、というお話でした。
羽曳野市の古本買取は池崎書店にお任せください。
羽曳野市の古本出張買い取りサービスは、泉佐野市の池崎書店にぜひお任せ下さい。店主の池崎潔史がご自宅や書庫、会社、事務所等に無料出張、無料査定いたします。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にても年中無休、何時でも承っております。量の多少にかかわらず、何も捨てずに、何はともあれ捨てる前に一度お気軽にご連絡ください。お引越し整理、生前整理、御遺品整理も御用命下さいませ。何千冊、何万冊という大量でも少量でも心から大歓迎です。高価買取集中月間絶賛全力実施中。
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愛用者カード
かなり以前、旺文社文庫のネタで何回か書いたと思いますが、また久しぶりに旺文社文庫です。今回は文庫そのものではなく、挟み込まれていた愛用者カード(はがき)についてです。
のっけから引っかかったのですが、愛用者カード、という言い方、ちょっと変ですね。普通でしたら「愛読者カード」でしょうね。本を受験道具の一つとして捉えていたのかも。まあ、それはともかく、これはどの出版社も昔は挟んでいましたね。市場調査の情報収集にはもってこいの武器です。
はがきの頭に書かれた挨拶文が良いです。「このカードは電子計算機のカードです。旺文社が最新の電子計算機を用い、愛用者のみなさんに関する記録を、その記憶装置に記憶させ、今後、永い間にわたって、サービスを心掛けたいと願って特にくふうしたものです。ぜひ正確に記入してください。(記入は、必ず黒の鉛筆(HB、Bなど)でお願いします)」
なぜか、試験の注意事項を読んでるみたいで少し怖い。ちなみに、挟んであった文庫は「海潮音」昭和47年の初版ですから、コンピューターが企業に実用され始めたらしい時代が文面に感じられます。
記入方法は電子計算機に直接読ませるマークシート方式です。年齢を聞く欄は細かく分けられていて、7才以下、それから8才、9才、10才と続き、24才まで1才ごとに記入できます。それ以上は25~9才、30~9才、などとなって、最後は50才以上、と大まかになります。まあ旺文社ですから、ターゲットはそうなるでしょうね。年寄りはお呼びじゃない。
学校での学年を聞く欄でも、小学1年から始まって大学4年まで1学年づつ細かく分けています。浪人欄もあり、1浪から3浪までご用意されています。3浪以上してはいけないのかな?!!
その葉書を送り返したら抽選で賞品が当たったようです。1等 2名 高級置時計 2等 5名 蛍光灯スタンド 3等 20名 旺文社特製万年筆 4等 100名 旺文社特製文鎮 5等 500名 ブック・カバー1組、と質実剛健なラインアップの賞品です。遊びが微塵もない。
1等賞品は腕時計のほうが絶対良いのに不思議ですね。ご両親も巻き込んで喜ぶようにした深謀遠慮かも。それにしてもいくら昔でも文鎮なんか当たって嬉しいかなあ。
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