谷町にお越しください。
明日から、たにまち月いち古書即売会が始まります。その搬入のため古書会館へ。
少し持って行き過ぎました。久しぶりだと分量の感覚があやふやになります。
何時もの通りの売台3台ですが、きっちり文庫本の詰まった箱1箱分が、並べきれずに余りました。
持って帰るわけです。こんなことばかりやっています。
新収のSF関係や評論等、売れますかどうか。
期間 5月17日(金)~19日(日)
時間 午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)
お越しをお待ちいたします。
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2013年5月16日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会
ずるずる読み
仕入れた本、買い取った本を整理し、商品化の作業中、どうしても拾い読みをする事があります。前から読みたかった本や、知りたいテーマが書かれた本では、まず作業が中断します。
昨日は「中野重治訪問記」という岩波書店の本を手に取った時がそうでした。著者は松尾尊兌さん。近代史の歴史学者です。
私は中野重治さんが好きでして、詩、小説(「萩のもんかきや」が絶品)、評論、随筆等どれも面白い。厳密に表現しようとする意志が時として回りくどい、不思議なのたうつような文章になっていますが、基本的に明るく乾燥していて、結果、心地よい人間らしいユーモアが漂ってきます。
獄中から出した書簡が中公の文庫本になっていますが、河上肇の獄中書簡集に似た、家族愛と愛書趣味がないまぜになったような、良い味です。
その中野重治の家庭での様子が書かれているか楽しみでしたが、中野さんの発言の要約が多く、それはそれで貴重ですが、少し期待外れでした。
そうかと思うと、佐多稲子さんが銀座の「茉莉花」というバーで新庄嘉章さんと楽しそうにデュエットしていたと言う様な、実に意外な挿話があったりして、結局最後まで読んでしまったのです。
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2013年5月15日 | コメント/トラックバック(0) |
阪南市で買取
朝から阪南市方面の古書買取でした。
以前にもお伺いした事があるお宅で、今回もキリスト教関係の貴重な本を多量にお譲りいただきました。
御話をしていると、娘が通っていた高校の校長さんと、今日のお宅の御主人がクラスメートだった事が判る等、世間は狭いと思いました。
ありがとうございました。大切に商いさせていただきます。
本を倉庫にしまう作業は汗が吹き出すほど今日は暑い。30℃を超えたのではないでしょうか。
でも、我が家ではストーブがまだ出してあります。つい1週間ほど前は使用していた瞬間があったような。
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2013年5月14日 | コメント/トラックバック(0) |
本、本、本
朝から大阪へ。組合にて新興会市会入札。
その合間を縫って、阿波座方面へ買取にお伺いしました。少年読み物をお譲りいただき、ありがとうございました。
大切に引き継がせていただきます。
組合に戻ると、はや、最終開札。さすがに仕事が早い新興会。
待望の振り市も沢山の出品で、本、本、本の一日が暮れました。
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2013年5月13日 | コメント/トラックバック(0) |
ミモザの木を
これということは何もせず、ポケッとした日でした。
庭のミモザの木の枝を、脚立に上って、高枝切りばさみを使ってへっぴり腰で剪定しただけ。
種子をたくさんつけてその袋が豌豆のようにぶら下がっていました。細い割に枝が固いのに閉口しました。
そういえば「ミモザ夫人」とかいう小説があったなと思い出しましたが、それがどうしたと言われれば、どうもしないのです。
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2013年5月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:身辺雑記