白い本

このブログの表紙の写真、上の写真ですね。よく見ると白いページのようです。意味深長ですね。白紙の気持ちで本を読む、ということか、ただ単に印刷ミスの本か。何ページかおきに白ページがあるという乱丁本(不良本?)は時々出食わします。これだからページ繰りは欠かせないのです。

束見本といって、ぱっと見は普通の単行本ですが、中は真っ白という本があります。外見の出来上がりの見本ですね。私、これが案外好きで雑記帳や日記に利用してきました。

「白いページ」という作品が開高健にあったような気がします。

活字がゴチャットしたページ面にくらべて、白いページというのは涼しそうでいいかもしれません。

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今頃?

この頃、時間があれば、読んだつもりになっている、その実、読んだことのない作品を読んでます。たとえば「ロビンソン・クルーソー」。子供向けのリライト版さえ読んだか怪しい。これがなかなか良かったですね。

お金の話がやたら出てきます。無人島にたどり着く前は南米で、農園経営で成功しかかっていたのですね。これの収支報告のようなことが終わりで列記されます。意外でした。

無一物で無人島生活が始まったと思ってましたがこれも違って、難破船からかなりの資材を運び込んでます。それの利用がうまかったのです。

フライデーとともに助けられて、スペインからイギリスに帰るのですがその途中でフライデーの熊退治などがありこれも知りませんでした。

中央公論社の「世界の文学」第二集の中の「デフォー篇」。「ペスト」も一緒に入っていて、お勧めです。

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2011年7月24日 | コメント/トラックバック(0) |

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夏の倉庫は修行、修行

倉庫の中を少しでも広げようと、かたい決心をして入りましたが、汗ばかりが出るだけで成果はぱっとしません。窓を開けても、風が入って通り過ぎてくれないのです。箱です。邪魔な箱が窓際に山積み。中がお宝ならば我慢もしましょうが。重い重い本がぎっしり。動かそうとしても、おいそれとは動いてくれません。修行ですね。

来週の天神橋筋三丁目のおかげ館でのプチ古書即売会に参加させていただきますので、そのための準備です。

期間は7月29日(金)~31日(日)、午前10時から午後7時までの営業です。

皆様のお越しをお待ちしております。

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2011年7月23日 | コメント/トラックバック(0) |

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