俳句ブーム?
来週の火曜には「下鴨納涼古本まつり」の設営が始まっていますので、いよいよ時間が無くなってきました。
昨日は古書会館で市会でしたし、今日はリハビリがあります。集中しないと。
そう言いながら、K生書店さんのツイッターに
蝉時雨 絵本の上を 湿らせて
という優しい好句が載せられているのが嬉しくなりました。止せばいいのに、何時ものお節介癖が出ます。「時雨」だから「湿らせて」も良いかもしれませんが、古本屋としては湿るのは避けたい。そこで少し動きを入れて、
蝉時雨 絵本開けば ふりそそぐ
と愚考しました。
え?絶対元の方が良い?❢
K生さんの句、現実にそういう情景の売り場が、「下鴨納涼古本まつり」でも「たにまち月いち古書即売会」でも体験できますね。どちらも絵本、児童書コーナーがあります。
Oさんも即売会、お忙しいのに俳句を続けておられています。
夕立を 傘を斜めに 走り抜け
広重の「東海道五十三次」だったか、こんな絵柄がありましたね。「を」が続くのを少し整理しましょうか。それと「夕立」と「傘を斜めに」の組み合わせでは、類想句(似た句)が多いと思われます。そこで様子を少し誇張してまとめてみました。通じにくくなったかもしれませんが。
夕立や 傘一体に ひた走る
若しくは 夕立や 傘引き付けて ひた走る
うーん、どちらも元句よりまずくなったかもなあ。
え?だから止めとけって?❢
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2016年8月2日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |