あの作曲家
1904年の11月18日に作曲家の古賀政男が生まれています。今日でちょうど生誕120年です。欧米のクラシック作曲家ならば、盛大にイベントがありそうですが、日本の流行歌の作曲家にはそのような動きがないのが悲しいです。
彼は流行歌ではありますが、たぐいまれなメロディーメーカとして、私は日本のシューベルトと言っても良いかもと思っています。
晩年近くにはのど自慢の審査員としてテレビにも出て、あの丸顔、眼鏡とちょび髭、猫なで声の寸評という特徴あるキャラクターで人気がありました。言葉の最後に「~ね」というのが癖で、独特でした、ね。
古本 買取 奈良市
タグ
2024年11月18日 | コメント/トラックバック(0) |
厄日
今日8月22日は美術品受難の日と言っていいかもしれません。絵画史上もっとも有名な絵と言っていい「モナ・リザ」が1911年8月22日にルーヴル美術館から盗まれたのがわかりました(犯行は前日)。今から考えるとちょっと信じられないことです。常日頃「ルーヴルをぶっ壊せ」と言っていた詩人のアポリネールが逮捕されたり、彼の友人のピカソが取り調べを受けたそうです。
2年後に元ルーヴルの職員だったイタリア人の男が「モナ・リザ」をイタリアの美術館に売りに行って逮捕されました。レオナルドはイタリア人だから取り返したいと思っていたそうです。愛国者だということで、その男はわずか半年の刑だったそうです。売りに行った先が美術館というのもね。堂々と展示できないじゃないですか。これが個人の大富豪の美術愛好家だったら二度と出てこなかったかもしれません。
2004年の同じく8月22日、オスロのムンク美術館からあのムンクの「叫び」が盗まれました。ある意味「モナ・リザ」と並ぶ知名度を誇る作品です。若い人たちはむしろ「叫び」のほうが親しいかもしれません。これも2年後に無事発見されています。
8月22日は美術館は休館にしたほうがいいかもしれませんね。
古本 買取 大阪
タグ
暑いときに熱いことを
昨日は所用で大阪市内へ行きました。北区の南森町を通り過ぎようとすると、横断歩道をお祭り装束の子供の列が横切ってゆきます。列の真ん中あたりの台車に太鼓が積まれていて、両側から子供がバチを振り上げては威勢良くたたいていました。
あ、7月24日、天神祭りの宵宮か、と気が付きました。全く忘れていました。今日が本祭りです。
大川では何百という船が川を上下して、夕方から夜にかけての空には多くの花火が打ち上げられることでしょう。暑い盛りの熱い祭りです。
古本 買取 大阪
タグ
2024年7月25日 | コメント/トラックバック(0) |
ありがとうございました
昨日で「第21回四天王寺春の大古本祭り」は無事終了いたしました。10日間という長期でしたが、お客様の本探しの熱意は終わりまで変わらず、ありがたいことでした。
特に今回は若いお客様の姿が目立っていたようでした。それもしっかりした、ちょっと硬めの本をお求めになるお若い方が多かったように思います。誠に心強いことです。
インバウンド効果が今回ほど感じられたことはありません。お一人で、御夫婦で、またグループで本探しや、版画探しを楽しまれている姿から、円安であるなと思い知らされました。そして今回、特に強く印象に残ったことは、外国のお客様は例外なく、お買い上げ後、我々店主に向かって「アリガトウゴザイマス」と言いながら微笑みとともに頭を下げてくださったことです。
そうなのです。本などを読んで調べると、諸外国、特に米国やヨーロッパの国々では売手と買手はともに「ありがとうございます」を伝え合うのが全く普通なのです。買い手が威張りくさって、いわゆるカスタマーハラスメントが多く見られるのは日本だけのようです。
恥ずかしいことは直ちにやめたいものです。色々とまなぶことが多かった今回の古本まつりでした。
ありがとうございました。
古本 買取 大阪
タグ
四天王寺春の大古本祭り会場準備
昨日は四天王寺春の大古本祭りの会場設営でした。午前9時前に境内に入るとテントがずらりと並んでいます。これを見るだけで、何となく気持ちが即売会に切り替わります。
О書店さんが早くも車からせっせと本を下ろしておられる最中でした。年寄りになると、早起きが苦にならないようです。テント内の売台を配置してトラックを呼び込んで本を下ろしにかかります。兵庫の古書店のK書房さんに急遽、お手伝いしていただけて百人力でした。
いつもより早い時間におおむね完了。微調整は今日になりました。心配していた雨も荷下ろし中は降らずに助かりました。
古本 買取 大阪