レオナルド・ダ・ヴィンチは謎だらけ
レオナルド・ダ・ヴィンチの失われたと考えられていた壁画が、残っている可能性が濃くなってきたようです。
場所はフィレンツェ、ベッキオ宮殿。レオナルドが手掛けて、途中で失敗し、壁画は後に取り除かれたと思われていたものです。
ところが、レオナルドの評伝を含む「画家列伝」の著者でもある画家、ヴァザーリが描いた壁画の後ろに、も一つ壁があり、そこにレオナルドが描きつつ放棄した「アンギアーリの戦い」が残っていると確認されつつあるらしいのです。
昔、NHKがレオナルドの伝記を続けて放送したときに、その壁画を乾かすために、レオナルド自身が火をその壁画に近付けたところ、顔料が溶け出して無残に絵が流れ出すシーンがあったことを覚えています。
これが少しでも残っていて、白日のもとに出てきたら、大イヴェントでしょう。
ヴァザーリの壁画の中の旗に「探せば見つかる」という言葉が描かれているそうですが、ここまで来ると映画「ダ・ヴィンチ・コード」そこのけの推理仕立てになって来て、興味津々です。
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2012年3月17日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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