フランスは本の国

読売新聞に、最近開かれた日仏出版セミナーの記事が載っていました。

先進諸国の中で、出版不況に強いのがフランスだとか。ここ十年、新刊書籍の販売総額の変化は僅かであるということです。日本は、1996年のピークから32%の減少。

新刊の返本率も日本の40%に比べ25%など比較的堅調と言っていいでしょう。

理由を色々書いていますが、まず、再販価格の維持による、小規模出版社や書店の保護。消費税の税率を書籍、雑誌に対しては押さえている(一般物品に対しては19.6%だが、本と電子書籍は7%、雑誌は2.1%)こと。ベストセラーを図書館で読む人が増加しているので、それに応じて、著者に図書館が対価を支払う制度が新設されたことなどを挙げています。

どれも、日本の出版、読書シーンに多くのヒントを与えてくれていると思います。

何よりも、フランスは言葉の国。自国の言語、文学を愛する点では、フランスは過去からエピソードに欠きません(ドーデの「最後の授業」など)。

文学者や学者に対する敬意がヨーロッパでも突出してきたという歴史的伝統が、本に対する愛着という自然な形で現代に反映され、上にあげたような諸策を取らせていると思います。

自国語を愛すること、この根本が問われることにもなるでしょう。


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