大きいことは良いこと?!
今日9月12日はマーラーの交響曲第8番がミュンヘンで作曲者自身の指揮で初演された日ということです。
御存じのようにこの曲は、別名「千人の交響曲」と呼ばれています。演奏に巨大編成の管弦楽団と何組もの合唱団、児童合唱団が必要とされています。
初演に協力した弟子のブルーノ・ワルターの回想録によると、初演の演奏が終わると大喝采の中、マーラーは何をおいても児童合唱団の立っているところまで、上って行って、子供ひとりひとりと握手を交わしたとのことです。
それにしても千人とはすごい。実演ではその半分以下ですることもままあるらしいですが、大阪で本当に千人でやった指揮者がいます。
御存じ朝比奈隆さんです。大阪フィルの第百回定期演奏会だったと思います。ステージが人間の重量で底抜けないか、慎重に計算したらしいです。ライブ録音も残されていますので、興味がある方はお聞きください。
大阪はやる時はやるんです。
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2011年9月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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