王さん
今年の夏の高校野球、始球式の王貞治さん、良かったですね。
野球の精神が具現化したような風格と威厳、誠実なお人柄がにじみ出るマウンド上の姿が見事でした。
打者の左バッターが苦手の右一杯のストライクコース。
アメリカでは多分、観客全員がスタンディング・オーヴェーションを送る場面でしょう。
終了後のインタヴューで「私にとっての高校野球の良さは、自分のためではなく、チームの為にプレーした経験にある。高校野球のプレーヤーの殆どが普通の社会人として生きてゆく。そういう人たちと一緒にプレーできた事は幸せでした」と語られた事も、スーパースターの発掘に傾きがちな今の高校野球の状況に、静かに異議を唱えられたのだと思います。
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2015年8月6日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:スポーツ
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