気ままに書けたら
古本屋さんのブログを拝見していると、まるで業務日誌のように書いておられる方がいるかと思うと、散文詩のような香気溢れる文章もあります。その中間がよいのかもしれませんが、どちらにせよ毎日続けるのは大変です。
その昔、信用金庫に勤めてた時分、外交担当者は毎朝、前日の活動記録を「外交日誌」として上司に出さねばなりませんでした。
どこそこのお宅へ行き、定期預金を幾らお預かりした、積金を幾ら契約した、集金した等々事細かに記録しないといけません。預金獲得見込みをA(「月末に○○万円定期してあげるよ」)、B(「考えておこう」)、C(にっこり笑った)のランク別に記載して、月末までの達成度を書かなければいけない。ここで少々作文、粉飾を加えて達成可能のように見せかけなければならないのがつらい所でした。予算は達成すべきが至上命令。
この日誌を毎日提出するのが苦痛だったのか、勤めを辞めて30年近くなるのにいまだに日誌を提出しないで苦しむ夢を見ます。他の人は毎日提出しているのに、私だけ何日も提出していない、それなのに支店長や上司は何も言わない。不思議な自由感と不安感の中、「行ってきます」と外交活動に出てゆく。いつもその辺りで目覚めます。
どなたか分析してください。
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2012年1月25日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:身辺雑記