「2023年11月」のアーカイブ

今日は大阪古書組合での当番の市会でした。最初は少ない目の出品かなと思っていましたが、同人が大量の本、CDを持ち込み、結局1階2階を使う大量出品の市会になりました。

和本などにも良質の出品があり、大いに賑わいました。フリも大量で終了したのは午後6時を回っていました。皆様お疲れさまでした。

古本　買取　大阪

いよいよ西宮神社での第1回「えべっさん古本まつり」が近づいてきました。連日、倉庫を回ってはネタの準備に余念がありません。何しろ初めての場所ですので、お客様のイメージが掴めません。

初日のお客様は予想できるのですが、それ以後がなかなか難しいです。大変便利で、皆さんがよくご存知の場所ですから、多分幅広い層のお客様がお越しのことと思います。

となるといつものような当店の得意の分野の本を見ていただくしかありません。その中で、喜んでいただける本をご用意できたらと思います。

古本　買取　大阪

昨日は娘と孫たちを迎えに新大阪駅に行きました。いや、びっくりしました。コロナ前よりも外人の観光客が多いこと。

なかにも、百人以上と思うのですが、台湾の人か中国の人か韓国の人分かりませんが若い人の大きな集団が、駅前の広場に整然と何列もしゃがんでいたのが目立ちました。かの国にも修学旅行というのか卒業旅行というのか、あるのか知りませんが、そんな感じの団体さんでした。

海外からの来日旅行客は完全にコロナ前以上になっていると確信しました。

古本　買取　大阪

車で走っていると右の前輪あたりからペタペタというかパタパタいうか、車輪の回転に合わせて異音がしました。大きな道を走っているとあまり感じないのですが、住宅街の中などを窓を開けて走っていると、塀などにその音が反射して実に耳に付きます。

気になりだすと放ってもおけませんので昨日、整備工場にゆきました。結果、アルミホイールの周りの部品が浮いているらしく、緩衝材などを使って、音を防いでくれました。今日は娘や孫たちが遠方から来てくれるので車で迎えに行くので、一寸でも気になることは解決しておきたかったので良かったです。

一般の車でもこうなんですから、世界中のやんごとなきあたりを乗せる車や飛行機なんか、しょっちゅう整備点検しているのでしょうね。異音の出ようが無い。

古本　買取　大阪

今日11月16日はプルーストが1913年に「失われた時を求めて」第1巻を出版した日だそうです。110年前です。

今でこそ、この大長編も文庫本で何種類もの翻訳が読めますが、昔は新潮社から単行本全13冊で出ていたのが唯一の全訳でした。それがまた高い。古本でも高かった記憶があります。それでもマドレーヌを紅茶に浸したときに昔の記憶が蘇る、なんていう名場面を読みたくて古本屋で探したものです。

食べ物で昔を思い出すことは確かにあります。それよりも強烈なのは匂いの力でしょう。かなり以前ですが、ある古本屋でぼんやりと棚を眺めていた時に、夕飯の支度でもしていたのでしょう、魚を焼いているような匂いが漂ってきた途端に、もっと昔の記憶が蘇ってきたのを覚えています。

確実に同じ匂いを嗅いだことがある。絶対間違いない、懐かしい！と思ったのです。だから小学校時分の記憶でも蘇ったのでしょう。

詳しいことは忘れましたが、匂いで記憶が喚起されることを強烈に感じた一瞬でした。

でもブルースㇳの方がやっぱりカッコイイです。マドレーヌ対焼き魚ですからね。

古本　買取　大阪