食べなくても良い

5月12日は、1787年には天明の打ちこわしで、米屋が襲撃されました。さらに戦後の1946年には米よこせデモが皇居で起こりました。期せずしてコメ関係の暴動が2度も起こった日なんです。



昨今のコメ価格高騰と品不足には本当に悩まされます。ここ数日は高いコメさえも姿を消していて、どうなる事かと思います。政府の放出備蓄米も高値で落札されるので、販売価格が下がるはずがありません。



昨年のコメの全収量は平年と変わらないのですから、明らかに変です。一つは等級分けで主食用コメが少なすぎます。もっと弾力的にレベルを押し下げる必要があります。農家が嫌がるなら、一時的な補填も良いでしょう。



それにしてもどこかで滞留しているコメは今年の秋には古米になってしまうのですから、あと半年くらいはパン食、麺食を多くの国民が貫けば、慌てて出さざるを得なくなります。ちょっと脅すのも良いかもしれません。



肝心なのは根本的な農政改革、食糧自給改革です。



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2025年5月12日 | コメント/トラックバック(0) |

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四天王寺第4日でした。

昨日は四天王寺春の大古本祭り第4日目でした。前日の雨から一転、素晴らしい快晴に恵まれました。お客様も朝から大勢ご来場いただき、また、三線の演奏や南京玉すだれなども演じられて、終日、境内はにぎやかなお祭り気分でした。



相変わらず外人さんの観光客が多く、各店のテントでは、何か国語も入り乱れていました。迫力があったのは初老のイタリア叔母さん三人組で、英語など使おうともせず、ペラペラとイタリア語をまくしたてます。扇をご所望で、何か言っておられるのですがわかりません。ある翻訳ソフトを試してみると、早口のイタリア語が瞬時に筋の通った日本語に訳されました。



これからはこのソフトは手放せません。



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商談中に

今日4月5日は指揮者カラヤンの誕生日です。1908年生まれですから、生誕117年。戦後の世界中の音楽シーンを引っ張ってきた指揮者です。指揮棒一本から稼ぎ出したのが何百億円とも言われており、けた外れの存在であったことは間違いありません。



生涯にスタジオでレコーディングしたほとんどすべての音源がCD化され、今も売れ続けています。最近は、ベルリン・フィルとのコンサートのライブ録音も系統的に発売され始めて、没後36年になりますがその市場価値は衰えていません。



ただ、不思議に思うのは、これほどの大指揮者であったにもかかわらず、彼の著作が一向に現れないことです。エッセイ集はおろか、自伝さえないのです。文章なんか書く時間がなかったのでしょう。そりゃそうでしょうね。ソニーの大賀社長達と商談中に倒れて亡くなったのですから、何をか言わんやです。



それでいてあの美しい音楽。



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2025年4月5日 | コメント/トラックバック(0) |

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死後爆上がり

今日はゴッホの誕生日です。1853年生まれですから172歳です。37歳の生涯でしたから死後の栄光が断然長いことになります。そのピークとも思えるのが、1987年の同じ3月30日に安田火災海上保険がゴッホの『ひまわり』を54億円で落札した事でしょう。



当時はバブルの真っ盛り、土地や美術品などが高騰を続けていました。日本には比較的沢山のゴッホ作品が収蔵されていましたが、当時としては抜群の高値だったと思います。それ以後はあまりゴッホの作品がオークションで最高値を付けたなどという事は聞かなくなりました。



かと言って気軽に一枚、という世界ではもちろんありませんが、せめて、生前に10枚くらいでも売れていたらと思います。



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第9と蝶々

今日、11月29日は音楽の世界では記念すべき日です。100年前の今日、東京音楽学校で、初めてベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されたとのことです。



毎年年末になると、日本のオーケストラはどこも第9を演奏して大賑わいです。これは日本だけの現象で、ヨーロッパでもアメリカでもそんなことしません。この百年前の初演は偶然12月になったのでしょうが、未来を予言しているみたいで不思議ですね。



それともう一つ、100年前の今日に作曲家のプッチーニが亡くなりました。ちょうど没後100年です。日本を舞台にした「蝶々夫人」がわが国でも大人気ですが、内容的にはひどい話で、日本での幼な妻の蝶々さんと結婚したアメリカ男が、結局その蝶々さんを捨てて、二人の間にできた子供を引き取り、正式な妻と共にアメリカで暮らすことになります。蝶々さんは子供と別れを惜しみながら短刀で自害するというストーリーです。



日本のソプラノ歌手が海外で成功するには、蝶々夫人の主役を歌うことがきっかけになるという時期がしばらくありましたが、なんだかなあ、と思うのは私一人でしょうか。



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2024年11月29日 | コメント/トラックバック(0) |

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