詩人いろいろ

古本屋には俳人や詩人もおられます。おなじみのO書店さんは俳人になりかけておられますが、奈良のK文庫さんは詩集を何冊も出されている、歴とした詩人です。



K文庫さんはいつもニコニコされて温かいお人柄、そして超越したような清らかさをお持ちです。それでいて庶民性があり、東京の盛り場でスナックをしばらくされていたという生活力もお持ちです。対照的に、世事には全く疎い、孤高の詩人というイメージの人もいます。



西脇順三郎という詩人がいました。大詩人という世評が高い人です。彼の全集の月報には、彼の孤高ぶりを示すエピソードに事欠きません。広津和郎の葬儀に列席して、佐多稲子が弔事を読んでいるのを見て、なぜ料理屋のおかみさんが弔事を読むのか不思議がったとか、「ナス流し台製作所」という街角の看板を目にして、「ナス流し」をする台とはどんな台だろうと、しきりに首をひねっていたという話が満載です。



孤高ですね。



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荷風日記

永井荷風は長い間日記を書き続け、彼の重要な作品になってますが、流石に晩年は丹念に書く気力が衰えたのか、極めて事務的な書き方になってしまいます。

どこへ行ったか、誰が来たか、そして天気。

彼は独身でしたから、外食が多く、晩年は同じ店にばかり通っています。有楽町のフジアイス、浅草のアリゾナ。そして最晩年は有楽町にも行かなくなり、浅草の大黒屋とアリゾナばかりになります。

彼は死の直前まで比較的に元気でした。

昭和34年3月1日に浅草で食事中に具合が悪くなり、車で帰宅してからほとんど外出しなくなり、2ヶ月後の4月30日に亡くなっているのが発見されます。4月29日「祭日。陰。」と最後の日記に書かれていますから、死は突然だったわけです。

家族がいなかったから話し相手が日記だったのでしょう。今ならブログを書いていたかも。



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大阪の市会と井伏鱒二のこと

昨日は大阪古書会館での市会にゆきました。

人文系の良い本がうんと沢山出ていましたので、活気がありました。私も頑張って入札しましたが、不思議と大型本が多く、整理が大変。

ある月報で尾崎一雄が披露している、井伏鱒二のエピソードを読みました。

尾崎の妻が見境もなく風呂桶を買ってしまい、設置する場所が玄関の三和土しかなく、玄関で風呂を使っていた。

ある日、井伏に会って、玄関で風呂に入っているけれども落ち着かなくってね、と愚痴をこぼしたら、井伏は目をパチクリさせながら、君ん所の玄関は立て付けが良いんだねえ、と感心したとの事。

玄関に湯を張って風呂にすると思ったらしい。どうやって沸かすんでしょうか。

でも、私もこの手の早合点、勘違いはよくしますので、とても他人事とは思えない。

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小林秀雄

先日の旅行では小林秀雄が話題になりました。

小林秀雄の講演の雰囲気がユニークなので、そのユニークさを伝えようと、Yさんが獅子奮迅の名演技をしてくださいました。

新潮社から小林秀雄の講演カセットテープが出ていて、昔、私もそれで楽しんだことがありました。

今はそのテープがCDになってもっと充実しているようです。

ただし、お値段が少し高い。

でも、講演速記録の幾つかは質疑応答も含めて「学生との対話」という、新潮文庫の形でも出してくれています。

声で聞くあの絶対的な面白さはありませんが、文字でもかなり雰囲気は出ています。

それを読んだうえで、古今亭志ん生そっくりの声や話し方が楽しめるCD版に進むのが、小林秀雄の正しい楽しみ方ってえものじゃないかい?諸君もそう思わないかい?(小林秀雄の真似)


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闘牛とハンニとマッカーサー

先日の出張買取の中に、昔、大阪で出ていた夕刊紙「新大阪」の昭和22年1月から半年分のコピー合本がありました。

パラパラめくっていると、新大阪新聞社主催「南予闘牛大会」の記事がでかでかと何日も掲載されているのが目に付きました。

あー、これが井上靖の芥川賞受賞作品「闘牛」のモデルになった大会やな、と思い出しました。

この闘牛大会は、当時起こった地震の救援金を集めるために同社の小谷正一が企画し、昭和22年1月25日から27日まで西宮球場で開催されて、大変な評判だったものです。大会の前から終わるまで、連日大きなスペースに闘牛の写真や記事をたくさん載せた為、「牛新聞」と当時言われたらしいです。

井上は、実際の大会の経緯をほとんどそのままに物語を展開して、小谷をモデルにした主人公の恋を小説の筋にからめました。

井上靖は小説では、期待の最終日の日曜に雨が降り、興行的には失敗として小説をほろ苦く終えていますが、実際は最終日の翌日月曜も闘牛試合をしていて大成功にも見えます。

現資料(コピーですが)に当たると、いろいろなことが判ってきます

ちなみに同時期の記事として、作家、相場師、新聞社オーナー、愛国者、反戦家など複雑な顔を持ち姿をくらましていた伊東ハンニが突然現れたことや、2月1日にはマッカーサーがゼネストを中止させたリ等が載っていて、戦後の落ち着かない世相が実感できます。

この夕刊「新大阪」全体を扱ったのが、足立巻一さんの小説「夕刊流星号」です。

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