連想

昨日は古本屋が大好きな、講談社文芸文庫のことを書きましたが、少し前までは古本屋は中公文庫が大好きでした。珍しい著作を次々と文庫化して古書価も高いのがゴロゴロしていました。



石光真清の「城下の人」「曠野の花」「望郷の歌」「誰のために」4部作もそんな本の一つです。熊本生まれの陸軍軍人の回想録ですが、明治大正期に、対ロシアの諜報活動に従事したことで有名です。この人の年譜を見ていると彼の娘が東季彦という人に嫁しているのが目に付きました。どこかで見たような名前だと、もう少し見てゆくとこの東夫妻の息子が東文彦だと判りました。



石光真清の孫が三島由紀夫の親友に結びつきました。三島は学習院時代、文彦から祖父の石光真清の話を聞いたに違いありません。そして神風連の事なども、と連想は続きます。



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病弱にタバコ

先日、福永武彦さんの「ゴーギャンの世界」という本の事を書きましたが、福永さんは私の好みの作家です。その理由は彼が病弱だったからです。私も小さい頃は1年間学校休みを2回しましたから立派な病弱でした。病弱な人が文学をするのか、文学に打ち込むから病弱になるのか、よく分かりませんが、私の好む作家は病気持ちが多いのです。



福永さんは肺結核で結核病棟に約5年半おられて回復されてからも、胃潰瘍、その他で3,4年に一度は入退院を繰り返されるという病気の問屋でした。エッセイなどにも病気や入院話が沢山出てきます。ただし気質はカラリとされていた為か明るいのです。結核病棟でベッドの上に小さな机をしつらえてその上にペンと原稿用紙と灰皿を置いて創作したと書かれています。灰皿ですからタバコを吸っていたわけです。



病棟ですから当然禁煙ですが、気にしない患者さんばかりだったらしく、回診のときなどは一斉に窓を開けて換気したとか。実は私の親戚の人が20年ほど前に大阪府下のとある結核病棟に入ったのですが、やっぱりタバコを吸っている人が多かったと言ってました。本人も吸っていました。病棟に入院してからタバコを覚えた人もいるらしいです。



こうなるとどうなんでしょう。喫煙率高そー。



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意外な人が

作家の日記や書簡を読むのは、先品を読むのに劣らない楽しみです。今日も今日とて木山捷平の「酔いざめ日記」講談社刊をさっと拾い読みしていて、ある箇所に目が止まりました。



「カントリー」や「ゴルフ」という文字が目に入ったのです。木山捷平という作家は、文学書が売れない古書業界でも例外的に高値を維持している作家です。ユーモラスな詩や私小説に熱烈な愛読者を持っています。庶民派と言ってよく、ゴルフと彼のイメージが一致しません。昭和42年5月8日月曜の日記に「北海道旅行五日目。ホテル雷電泊り。高原ホテル前の洞爺湖カントリーにてゴルフを二コースなす。生れて初めてのゴルフ。(後略)」と書かれています。



トランプさんや安倍さんじゃあるまいし多分、二コースというのは2(ツー)ラウンドのことではなく、2ホールのことでしょう。



洞爺湖カントリーというのは今は無くなっているようですが、生まれて初めての人に2ホール回らせてくれるというのも、のんびりした話ですね。スコアは残念ながら書かれていません。



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詩人いろいろ

古本屋には俳人や詩人もおられます。おなじみのO書店さんは俳人になりかけておられますが、奈良のK文庫さんは詩集を何冊も出されている、歴とした詩人です。



K文庫さんはいつもニコニコされて温かいお人柄、そして超越したような清らかさをお持ちです。それでいて庶民性があり、東京の盛り場でスナックをしばらくされていたという生活力もお持ちです。対照的に、世事には全く疎い、孤高の詩人というイメージの人もいます。



西脇順三郎という詩人がいました。大詩人という世評が高い人です。彼の全集の月報には、彼の孤高ぶりを示すエピソードに事欠きません。広津和郎の葬儀に列席して、佐多稲子が弔事を読んでいるのを見て、なぜ料理屋のおかみさんが弔事を読むのか不思議がったとか、「ナス流し台製作所」という街角の看板を目にして、「ナス流し」をする台とはどんな台だろうと、しきりに首をひねっていたという話が満載です。



孤高ですね。



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荷風日記

永井荷風は長い間日記を書き続け、彼の重要な作品になってますが、流石に晩年は丹念に書く気力が衰えたのか、極めて事務的な書き方になってしまいます。

どこへ行ったか、誰が来たか、そして天気。

彼は独身でしたから、外食が多く、晩年は同じ店にばかり通っています。有楽町のフジアイス、浅草のアリゾナ。そして最晩年は有楽町にも行かなくなり、浅草の大黒屋とアリゾナばかりになります。

彼は死の直前まで比較的に元気でした。

昭和34年3月1日に浅草で食事中に具合が悪くなり、車で帰宅してからほとんど外出しなくなり、2ヶ月後の4月30日に亡くなっているのが発見されます。4月29日「祭日。陰。」と最後の日記に書かれていますから、死は突然だったわけです。

家族がいなかったから話し相手が日記だったのでしょう。今ならブログを書いていたかも。



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