再評価

最近は近松秋江全集を手近に何冊かおいて、パラパラ拾い読みをしています。大正、昭和初期の情痴文学作家としてのマイナス的評価が文学史では一般的ですが、私的にはちょっと違う印象が少しづつ強くなってきています。



作品の中に、土地や家探しが主題になっているのが結構あります。金策に奔走する姿も作品になっています。さらに生命保険などもテーマに取り上げたりしていて、それがなかなかリアルに、そして少し滑稽に書かれていて読ませてくれます。子供の病気に献身的に看病しつつ冷静に書かれた作品も胸打ちます。かなりの政治好きの性質も隠そうとしていません。



最も印象に残ったのは旅行や散歩などの時の道筋の書き込みです。どこそこの道をゆき、どの通りに出て、どの店の角で曲がったかなどが極めて具体的に書き込まれています。ガイドブックみたいです。私の中では古臭い通俗作家という先入観は退いて、現代的な庶民感覚を持った作家としてのイメージが広がりつつあります。



文体的にも明治的な美文調は殆ど無く、むしろぶっきらぼうな、書いてはちぎって投げるみたいなポキポキしたところがあり、現代的で意外です。



本人は、自分の初期から中期にかけての情痴小説的私小説を恥と思っていて、本来の自己は硬派の評論家としての面だと書いています。



そのとおりで、再評価が待たれる作家だと思います。



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緑も良い

阿部昭さんのエッセーを読んでいると、万年筆の思い出が書かれていました。私も以前は、確かに万年筆を持っていました。カートリッジ式だったと思いますが、大体が安物でしたからかすれて書きにくく、それで手紙など書くのは嫌でした。長いこと万年筆の良いのに出会ったことがありませんでした。だからワープロが出回ると、一も二もなく飛びついたものです。



阿部さんによると万年筆の楽しみは書き味などにもあるが、インクの色にもあると書かれています。サルトルは緑色のインクを使っていたと言うことです。私などはインクはブルー・ブラックしか使いませんでしたが、考えてみるとセピアもあるし、ライトブルーもあったなと思い出されました。



そういえば、福永武彦さんのハガキを何枚か在庫していますが、緑色のインクで書かれていました。なるほど、たしかに洒落てて美しいものですね。



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賢治巻き込まれる

宮沢賢治が順調だった花巻農業学校の教師生活を突然辞めて、羅須地人協会という不思議な組織を地元に作って無償の農民指導を生きがいにしはじめたのは、実に運命に導かれてとしか言いようがありません。



学校をやめる経緯はちょっと「坊っちゃん」みたいです。選挙があって、農学校校長だった人が賢治の父親(地元の名士)に投票すると言っておきながら、他の候補に投票したという話が広がり、それを聞いた賢治の同僚教師が義憤にかられて校長を張っ倒して大騒ぎになったのです。この騒ぎがきっかけの一つになって賢治は学校をやめたとのことです。



昔の地方選挙は誰が誰に入れたかということは筒抜けみたいなところがあり、宮沢賢治もそれに巻き込まれた格好です。まあ、これがなかったら宮沢賢治の運命も相当変わっていたでしょうね。



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不思議な話

河出書房新社がずっと出している文藝別冊河出ムックのシリーズの中の「梅棹忠夫」をパラパラしていて面白い記事を見つけました。「「人類の未来」の構想」という記事で、かつて河出書房が出していた「カラー版 世界の歴史」全25巻(当初予定)の出版裏話です。



梅棹忠夫も最終巻である第25巻「人類の未来」を執筆する事になっていました。歴史全集に未来の巻を予定するのも変な話ですが、これがウリだったとか。ところが梅棹さん、結局この巻は書けずに全24巻でシリーズは終了するのです。出版会社としては大失態ですね。梅棹さん自身が書いた内容目次の原稿が残っていて、このムックに載っています。この経緯も面白いのですが私がもっとびっくりしたのは、このシリーズが当初、昭和42年の7月に第1巻の発売を予定していながら、文藝春秋社が発売を1年遅らせてほしいと申し入れてきて、結局、昭和43年の3月に第1巻「人類の誕生」今西錦司著が出版されたと、当時の編集者が回想しているのです。



いわば競争相手の同業他社から言われて大人しく、当初の予定を変更するなどまことに不可解な話です。更に驚くべきことに、実は文藝春秋社も「大世界史」全26巻を企画していて昭和42年6月に第1巻「ここに歴史はじまる」三笠宮崇仁著を出したのです。ほとんど同時に同じような歴史全集がガチンコするのは良くない、と文藝春秋社の方から人を介して申し入れてきたとのこと。



面妖な話です。昔から出版社は臆面もなく似たような企画を同時にぶつけ合ってきています。昭和初期の全集合戦も、高度成長期の第二次全集合戦も消耗戦みたいな有様でした。それでもお互い売れていたものです。企画がぶつかって怯むようなヤワな神経は出版社は持ち合わせていないはずです。



今回だけ河出書房が後塵を拝する形をあえて取ったのはなぜか。間に入った人が大物だったのか。それとも三笠宮に畏れ多いと遠慮したのか。なににせよ不思議な事よと言わざるを得ません。



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ストラヴィンスキーとドストエフスキー

もう過ぎてしまいましたが6月17日は作曲家ストラヴィンスキーの誕生日です。1882年生まれですから生きていれば138歳。意外と若いですね。1971年に亡くなっていますから、万博の次の年まで生きていたわけです。日本にもやってきてN響を指揮して映像も残っています。



結構ビジネス感覚もあったらしく、有名な「春の祭典」や「ペトルーシカ」、「火の鳥」等のバレエ曲などは演奏回数も多いので、時々、細部に手を入れて改訂版を作っては、その都度、改訂料や演奏料を要求したりと、ディズニー顔負けのパテント意識があったようです。



彼自身の著作ではないのですが、弟子との対談形式の「118の質問に答える」という本が出ていました。色んな思い出話が満載で面白い本ですが、彼の父親とドストエフスキーが親しかったなんて話も出てきます。母親も「ドストエフスキーさんは何でも見境なく買ってしまうんだから」とストラヴィンスキーにぼやいたらしい。



意外でした。借金王のドストエフスキーはここでも迷惑をかけていたみたいです。



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