岡田さん

岡田睦(恩田陸ではありません)という小説家が静かなブームみたいです。芥川賞の候補にもなり、失踪という姿の消し方がドラマチックで、講談社の文芸文庫に収録されたりしています。マイナーな作家が突然もてはやされることはママあることで、一過性のものかどうかは時間が証明することになります。



「中上健次全発言」という対談本の中に、彼が出席している座談会がありました。「次代の書き手はどこにいるか」というテーマのもとに、岡田さんの他に岡松和夫、高橋昌男、高橋三千綱、立松和平、中上健次、秋山駿といった人たちが討論しています。全員が鬼籍に入っていることを思うと、時が経つのは早いものだとつくづく思います。



岡田さん、何となく静かな人かと思っていましたが、酒が入った中上健次の執拗なカラミみたいな発言にも臆せず結構カッコよく渡り合っていました。一本筋が通っている男らしい人みたいです。「俺、もう飲むよ」の発言の後も論旨に乱れのない発言をしていますから、酒も強いようです。最後のあたりでは岡田対中上で他の発言なし。中上健次はレロレロです。



岡田睦さんの小説、一度読んでみようかな。ご存命でしたら今年の1月18日で満90歳になられます。



なお、出席者の紹介欄で「立松和平」の本名が「横松和夫」となっていて、ちょっと微笑ましく思いました。



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福江町

「町会議員一年生」という杉浦明平さんの小説をちらと読んでみました。面白いですよ。



杉浦さんには色んな分野の著作があります。ルネサンス研究やら、翻訳やら、短歌研究やら、渡辺崋山が主人公の長編小説やら、ルポルタージュやら。そして彼が生まれ育ち、東京で仕事をした後に舞い戻った渥美半島での農業活動、地方議会の議員としての活動等に基づいたユーモラスな小説などなど。



最初に揚げた作品は、その議員活動を通してみた地方政治のユーモラスな戯画として今でも通用します。そして彼が初めて当選した町会議員として見聞した最も小さな地方政治の実態が、そのまま現代の国政、国会にも当てはまるという事実には、背筋が寒くなります。



狭い地方の中の議員間の馴れ合い、お手盛り予算、飽くことない公費飲食、醜態の限りを尽くす視察旅行、行政トップの事勿れ主義、保身、などが絡み合うさまは日本の民主主義の脆弱さの投影とも読めます。



そうした指摘の鋭さを秘めながらも、杉浦さんの目は「しょうがない奴らやのう」というどこか暖かさを持つ諦念に濡れているような気がします。ひょっとしたら郷土愛に似たものかも知れません。



その小説の舞台となった元の愛知県渥美郡福江町に一度行ってみたいと思うのでした。



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生き生きと

今日1月5日は夏目漱石の誕生日です。1867年生まれですから、生誕155年になります。現在、最もご長命なお方が119歳ですから、その人の親ほどの感覚です。そう思うと、なんだか手で触れそうな気がしますね。



亡くなったのが1916年ですから49歳の生涯になります。今の基準で考えると、かなりの若さと言えるでしょう。彼の小説や小品はいずれもが均等に読まれ続け、研究され続けていますから、大したものです。岩波書店の前の菊判の全集が全17巻でしたから、森鴎外や斎藤茂吉などと比べると量的には多い方ではありませんが、実質的な処女作「吾輩は猫である」を発表したのが1905年ですから、作家生活はわずかに11年に過ぎないことになります。それを思うと大変密度の濃い創作活動でした。



私の祖母は1894年生まれでしたから、漱石とは22年、同じ空気を吸っていました。そのためか、私の中の漱石は今でも生き生きしています。



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年末に実行

年末になると昔の借金取りの話を思い出します。何とか年内に取ろうとする人と取られまいとする人との葛藤をほろ苦く、いささか滑稽に小説にしたのが内田百閒です。



彼ほどの借金の名人になると最早あくせくしません。彼は大学の先生でしたから貸す方が安心して貸してしまうので、余裕があります。返せなかったら別口から借りて返したら良いからです。でも、その歯車がちょっとしたことで狂うと、百閒も少し慌てて、やばい業者から融通をつけようとします。



その場面の小説などはいささか緊張感をはらみ、夜、路地の奥の金融業者の応接間が舞台になります。取次に来意を告げて通されますが、一向に業者は姿を見せない。他の業者に返す刻限がずんずん迫ってくる。おもむろに現れた金貸しが百閒が見せた辞令などを閲した上で、日歩何銭などと取り決めた証文を作り奥に入ると金を持ってきます。そして「それでは実行いたしましょう」と言って金を手渡すのです。



「実行」という言葉は、知らない人からすると一寸おかしな感じがすると思いますが、金融業の世界では貸付を行うことを指すのです。私も信用金庫に勤めていた時は使っていました。



百閒は手にした金を全額返済に回すことはしないで、またまた一寸贅沢をしてしまうのです。詳しくは彼の小説、随筆をお読み下さい。



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猫派の男

昨日、12月7日は正岡容の命日だったそうです。1958年に亡くなりましたから63年前です。何となくもっと古い人のように思いますが、私も6年間、同じ時代の空気を吸っていたと思うと、ちょっと不思議です。



ご存知のように芸能全般の評論をし、高座にも上がり、〽利根の川風たもとに入れて、の文句で有名な「天保水滸伝」などの浪曲の台本を書き、モダン芸者の花園歌子のご亭主でもありました。そしてなにより無比の功績が、桂米朝を誕生させたことです。芸能評論家を目指して出入りしていた中川清青年をそそのかして四代目桂米團治に入門させたのが正岡容でした。



相当の変人で、米朝さんが沢山のエピソードを書き残されています。私がかなり前、米朝さんの一門会の際に楽屋でお会いした時に正岡容の話になり、住んでいた花園歌子さんの家では金眼、銀眼の猫を飼うてはった、と懐かしそうに語っておられたのが印象に残っています。



誰が見ても、正岡容は絶対に猫派ですね。納得です。



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