5メートル

人間の脳みそはその殆どが使われていなくて、やたら性能の良いパソコンの機能を殆ど使ってないみたいな事らしいと、昔教わりました。脳細胞の数が100億とか、子供向けの科学読み物に書かれていたりしましたね。それでも毎日、何万と脳細胞が死んでゆくとか、脅かしていました。



まあ、それを信じるとして、年齢とともに記憶力が衰えるのはどうも本当らしい。最近も、古書組合の市会の目録に載せるのに良い本が見つかったと喜んだまではいいのですが、載せてから、しばらくしてその本を探すと出て来ないんですね。確かに見て、引きずり出した感触まで覚えているのに、それがどの倉庫だったか、あやふやになるのです。



こういう場合、えてして、遠くの倉庫へ探しに行ったりします。何となくそんな気がするのです。記憶が薄れたのは距離が遠いせいだと、無意識に思うんでしょうか。行っても無い。徐々に近くを探し出して、結局、いつも作業している机から5メートルほどのところで発見したのするのです。



古本 買取 大阪

タグ

和泉市で出張買取

昨日は和泉市で出張買取でした。以前にも買い取りさせていただいたお宅です。今回も三島由紀夫や江戸川乱歩、文芸書、美術書、焼き物の本、クラシックのレコードなど多数お譲りいただきました。



運び出しなどお手伝いいただき助かりました。大切に次のお客様にバトンタッチさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



古本 買取 大阪

タグ

2024年5月31日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 買取

神様

今日2月23日はグーテンベルクが、世界最初の印刷聖書を印刷し始めた日です。1455年のことです。俗に42行聖書と言われていて、もし市場に出るとしたら天文学的な値段です。48冊しか残っていなくて完全な本は21冊ということです。完全本は日本には慶応図書館に1冊だけあります。1ページだけとかなら結構あるみたいです。それでもあだやおろそかに買える値段ではないようです。



この日は偶然にも彼の命日でもあると言われており、1468年に亡くなっています。つまり聖書の印刷の13年後のことです。でも、彼の活字印刷の技術はインターネット時代の到来までの500年以上の長きにわたって、情報の拡大、進化に決定的な役割を果たしています。



古本屋にとっては神様みたいな人ですね。



古本 買取 大阪

タグ

2024年2月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 買取

即売会です

「たにまち月いち古書即売会」が2月16日(金)から始まります。いつものように会場は大阪古書会館、谷町4丁目と6丁目の中間、谷町5丁目の交差点を西に入って最初の角を左へ。



会期は2月18日の日曜までの3日間です。午前10時から午後6時までですから、ご近所でしたら会社帰りに立ち寄っていただくのも可能です。最終日は午後4時までです。



大阪メトロ谷町線を使っていただくと谷町4丁目から梅田方面に乗っていただいて南森町で降りると、天神橋筋商店街が目の前。商店街3丁目には古本屋が密集しています。ハシゴをしてみてください。



古本 買取 大阪

タグ

いましめ

台風が接近しています。ちょうど和歌山県の新宮付近の海岸に上陸しそうな気配です。お気をつけください。何年か前の強烈な風台風の時のコースと似ているようです。



あの時は紀伊水道を北上したので大阪はかなりの被害がありました。関空の連絡道に船がぶつかったりもしました。泉南地方の電信柱が何本も倒れて、停電が何日も続いたこともまだ記憶に生々しいです。



懐中電灯を使っての明かりの工夫なんかもその時に習ったものです。いざ災害が発生すると、毎年の積み重ねがありませんからそうした工夫も忘れてしまいがちになります。



治に居て乱を忘れずというのは古人のいましめですが、災害大国日本でこそ全国民が心すべき心構えかも知れません。



古本 買取 大阪

タグ

2023年8月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 買取 雑感

このページの先頭へ