しみじみとした随筆

随筆らしい随筆を時々読みたくなります。そういう時に、決まって手が伸びるのが「岩本素白全集 全3巻」春秋社刊です。早稲田の国文学の先生だった人で、決して大雑誌などに書くことはなく、戦前から同人雑誌的な雑誌にひっそりと紀行文などを連載していました。



今日も今日とて、パラパラ眺めていると、明治や大正時代の苦界に身を沈めていた女の人達が、お宮さんやお寺さんにお参りしてくだらない土産物人形などを喜々として買っているのは、決して幼稚、愚かしいなどと思ってはならない、と書かれていました。



彼女たちの自由は縛られていて、お寺参りなどにかこつけなければ外へ出してもらえなかった、そして、お参りした証として、そのようなお土産を買って帰るのだ、とのことでした。



そう思うと、哀惜深い話ですね。岩本素白はしみじみとした語り口でこのような随筆をたくさん書き残してくれました。決して埋もれさせてはならない人だと思います。



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あの二人

この間、和田誠さんの人物イラストを見ていて、横溝正史かな、と思ったら徳川夢声の顔だったことがありました。省筆で見事に似顔絵を描く和田さんの技術は素晴らしいですが、やはり表現する描線が少ないので、よく似た人を描くとどうしても、どちらかな?と思うケースも出てきます。



改めて写真を見ると、徳川夢声と横溝正史、実に似ています。ああ、これでは似顔絵が似てくるのも、むべなるかなと思いました。



和田さん、ご存命だったら、ぜひともリクエストしたい2人がいます。自民党幹事長の二階俊博さんと、京舞井上流四世家元(先代の家元)、井上八千代さんです。このお二人、男と女ですが実にそっくりと思います。目の周りの肉のだぶつき加減、顎の線、そして何より、分厚く突き出した下唇のタレ具合。双子かと思うほど。



和田誠さんに、お二人並べて描いてほしかったです。



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今、トルストイ

トルストイって、読まれているのでしょうか。岩波文庫などは律儀に「戦争と平和」の新訳を出していますが、ブルースト程の現代性にはやや乏しいような気がします。古本を扱っていても、売れた記憶があまりありません。



私は彼の民話が好きで、「人間にどれほどの土地が必要か」などは何回となく読み返しています。すっとぼけていて、意地悪で、涙にあふれていて、苦くて、何層もの飴玉をなめているようです。やっぱり得難い書き手でした。



彼の河出書房版全集の別巻「研究篇」をパラパラしていたら、その「回想」のところに徳富蘇峰、徳富蘆花兄弟のトルストイ訪問記が仲良く並んでいました。蘆花がヤースナヤ・ポリャーナにトルストイを訪ねたことは知っていましたが、仲の悪かった兄の蘇峰も行っていたことは知りませんでした。



兄は1896年の9月26日早朝にトルストイの家に着き、その夜には辞去しています。かなり歓迎されたようです。トルストイ一家はほとんどの人が英語が話せたようで、トルストイも蘇峰と英語で議論したと書いています。人道と愛国心は両立するか否かで両者は譲らなかったようです。トルストイは両立しない、の立場です。この時トルストイは68歳。歩くのも早く馬にも乗り、スープを何皿のんだか蘇峰もわからないほど健啖だったとか。



その10年後に蘆花が訪問して4日ほど逗留しています。一緒に水浴びに行ったり散歩したり、かなり親しく交流しています。兄の漢文調と比べると、蘆花の文章は流石に自然描写にあふれて読みやすいです。思想的対立はあまりなかったみたいで、キリスト者として蘆花はひたすらトルストイに心服していたようです。ただ、トルストイの食欲はかなり衰えていたようです。ちなみにトルストイは菜食主義者です。



この4年後の1910年10月28日早朝に自殺的家出をして、アスターポヴォという駅の駅長宿舎で11月7日に亡くなります。



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不思議な回答

新聞や週刊誌に「人生相談」というコーナーが有ると思います。思いますというのは、今も有るか分からないからです。長いこと新聞も雑誌も購読していませんから実際の所が分かりません。多分有るのではと思います。



というのは時々、その回答者が小説家などの場合、相談と回答が単行本としてまとまって出されることがあるからです。開高健のものなど、「風に訊け」というタイトルで出ていました。



朝日文庫で「車谷長吉の人生相談 人生の救い」と言う本が出ています。朝日新聞の人生相談の回答者としての車谷さんの回答をまとめたものです。これはお勧めします。一種の奇書と言えるかも知れません。



この種の相談は、深刻なのもあれば、回答者の回答を楽しもうというのもあります。開高健などはそのあたりの呼吸をわきまえて、ある時は優しく、ある時は突き放し、ある時は衒学を撒き散らし、ある時は兄貴ぶって、など変化に富んだ受け答えをしています。相談自体の選択にバラエティを感じます。



ところが、この「人生の救い」の相談はひたすら暗く、ひたすら深刻で、ひたすら辛い話ばかりが続きます。つまり相談の選択の時に既にバイアスがかかっている感じです。それらの重い相談に対して車谷さんは更にその上を行く深刻な話や経験、残酷な世界観を吐露しつつ、或る種突き放した回答をするのです。相談者を慰め、元気づけようとすることは全くありません。



印象としては、何か、スラップスティックな言葉によるブラックコメディみたいな感じさえします。もちろん車谷さんの態度は真面目そのもので、彼の絞り出す回答は誠実さと苦痛に満ちていますが、同時に諦念の裏打ちのあるユーモアが期せずしてにじみ出ていて、妙にからりとしているのです。



この不思議な本は一度お読みになると良いと思います。



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くどいねえ

日本の小説を読むのも何となく億劫ですが、外国の小説となるともっと億劫です。できれば避けて通りたい。実際、避けて通ってきましたが、時々引っ捕まってしまうことがあります。



商売柄、書物の中身のチェックをしていて、つい言葉の連なりに気を取られ読んでしまうことがあります。ドストエフスキーの小説なんかに捕まるとえらいことです。



「どうしたんだね、エメリャーヌシカ?」「いや、なに、私は、その‥‥アスターフィ・イヴァーヌイチ。」「飲まないとでもいうのかね?」「ええ、私はね、アスターフィ・イヴァーヌイチ、もうその‥‥これからは酒を断とうと思ってね、アスターフィ・イヴァーヌイチ。」



これを書く方も大変ですが、翻訳する方も忍耐強いと思います。名前だけでこんな量があるのですから。ロシア人て、本当にこんな話し方をしてるんでしょうかね。まあ、西洋の小説には多かれ少なかれ、律儀なほど会話の中に相手の名前を書き込んではいますが、ドストエフスキーは異常のレベルじゃないかと思います。



日本で「それは違うと思うよ、山田太郎君」「そうですかね、日ノ本一郎さん」「違う違う、山田太郎くん」なんて会話文が出てきたら面倒くさいですね。



上記のドストエフスキーの小説は「正直な泥棒」河出書房版、訳者は米川正夫でした。



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