3個

100年前の今日、パリで第8回オリンピックが開催されました。それを祝って、100年後の今年、同じパリでオリンピックが間もなく始まります。



この時のメダル獲得第1位の国はアメリカでした。金銀銅全てで1位。金メダルの第2位は意外や、フィンランドでした。開催国のフランスは全体のメダル数では第2位でしたが、金メダルは1個差で3位でした。フィンランドにはヌルミという、陸上の名選手がおり、一人で3個も金メダルを取っています。これが効きましたね。



さあ、今回はフランスは威信を掛けてメダル獲得に全力を尽くすでしょう。でも野球界での大谷選手の活躍みたいな状況が、すべてのスポーツ競技で現れてきています。日本もフィジカル面で遜色のない選手が大勢います。楽しみなことです。



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志ん生

今日は五代目古今亭志ん生師の誕生日です。1890年生ですから、生誕134年です。私が東京の落語では最も面白いと思っている人です。



志ん生師の音源は多数残っていて、どれを聞いても爆笑編です。大のお酒好きで、関東大震災の時に酒屋に走ってゆき、瓶が割れる前に買おうと言って、酒屋の主人からは「それどころではない」とタダでもらいその場でたくさん飲んでベロベロになったというのは有名です。



廓の話などは自身の経験が物を言って、なんとも言えないリアリティがあり聞かせました。絶品は「お直し」や「火焔太鼓」を挙げる人が多いですが、上方でもする「猫の皿」や「はてなの茶椀」などの骨董の出てくる噺も実に味があって、米朝師などとは違った面白さが出ています。



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2024年6月28日 | コメント/トラックバック(0) |

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手形

手形の話です。と言ってもお相撲さんが色紙にバンバン押してゆくあの手形ではなく、商売上の支払い、決済手段としての手形です。私は昔、信用金庫に勤めていた時、当座預金係をしたことがあるので、手形や小切手は毎日触っていました。



手形も小切手もその日の決済分がお昼頃に手形交換所を通じて各支店に戻ってきます。つまりそのお店に当座預金口座を持っているお客さんが支払った手形、小切手がそのお客さんの口座から引き落としのために交換所から返ってくるのです。逆に、お客さんが自分の口座に入金した手形や小切手が相手方の金融機関に回って行っているわけです。



その仲立ちをするのが手形交換所です。最近、その交換所が電子化されていたのを知ってびっくりしました。つまり手形や小切手の映像情報をやり取りするだけになっていたのです。詳しい仕組みは知りませんが、当座係の仕事は減ったでしょうね。



何しろ昔は現物の手形や小切手が、月末など多いときには一日に何百枚と返ってきますから、忙しい。口座番号順に素早く並べて番号順に並べている元帳を引っ張り出して、それについている印鑑票と印鑑照合し、形式が整っているか確認して手打ちの会計機に元帳を挟んで手形小切手の金額を打ち込んで、1枚づつ口座の残高から落としてゆくのです。



たっぷりと口座に残高があれば良いのですが、当座預金は無利息ですから、そんな悠長なことをしているお客さんはいません。当座預金係から「今日は幾ら幾ら回ってまっせー」という電話をかけると、「そんなら普通預金から回しといて」とか「貸付係に言うたあるから」とか「すぐに行きまっさ」とか「ちょっと待って」とか勝手なことを言い並べます。そんなのにまともに付き合ってられませんから、ともかく連絡だけはして、あとはひたすら引き落としに専念するのです。何しろ午後3時までにすべての引き落としを完了しなければなりません。午後3時までに入金されなければ不渡りとして手続きを進めないといけないのです。



電子化によって当座係のこんな悲喜劇は見られなくなっているかもしれませんね。少し寂しいかも。



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2024年2月27日 | コメント/トラックバック(0) |

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菌撲滅

昨日で満願でした。お百度を踏んでたわけではありません。10日間続けたことが昨日で完結したのです。



何を大袈裟な、と言われると思います。ある薬を10日間飲み続けただけですから。胃潰瘍の大きな原因の一つであるピロリ菌の駆除薬です。昔は胃潰瘍は精神的な要因が大きいと言われてきましたが、現代医学はピロリ菌を駆除することにより、胃潰瘍の大きな治癒の実績を上げています。



現に私もピロリ菌の存在が検査で確認されたため、懸念を一つ除こうと、今回の服用になりました。ただ、朝5錠、夜5錠の服用は、それだけだったら何ということはないのですが、以前から飲んでいる薬と合わせると、一日に飲む薬でお腹が大きくなるくらいでした。



完全に駆除できたかは、1ヶ月後の検査で判明します。楽しみですね。



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お勧め

去年の秋以来、何度となく飲んだ胃カメラをまた飲みます。胃潰瘍の回復の最終チェツクの為ということです。



一昔前の胃カメラは太くて飲みにくい代物だったらしいですが、私は麻酔の効きが良いのか、横たわって口にアタッチメントみたいなのを取り付ける辺りから意識がぼんやりし始め、挿入のときには眠っているみたいです。



終わってから起こされるのですが、全く覚えていません。先生が練達の技術を持っておられるのだと思いますが、実にありがたいことです。こんなだったら、胃潰瘍になる前から、定期的に受けてればよかったと思うのですが、知らないあいだは怖いですからね。



今は人にもお勧めします。



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