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また出ている
今、私の横にはお客様からのご依頼で引き取ってきた月刊誌「レコード芸術」が10冊ほど積み重なっています。これが売れないんですよね。でも下手に手を出すとつい読んでしまって時間が溶けてゆくので、めったに開くことはできません。
1952年に創刊されて2023年の6月に休刊された雑誌です。私が最もよく読んだのは高校時代から大学時代にかけて、1970年代のクラシックLP全盛時代です。当時は新録音も沢山出ていましたから、広告の量も半端ではなく、今私の横にある休刊直前のものの倍の厚さはあったでしょう。400頁は軽く超えていたと思います。
その厚かった雑誌を、広告も含めて隅々まで読んで飽きなかったという友人がいます。私も負けません。当時の表紙のいくつかは今でも鮮明に覚えています。この雑誌の休刊が決まった時、惜しむ声が多く聞かれました。それに応えるように、今は「レコード芸術 on-line」が配信されているようです。
でも、当時のレコード会社のイメージカラーが決まっていた広告ページが、雑誌の半分を占めていたあの分厚い雑誌「レコード芸術」とは全く別物でしょう。読んでみたいとはあまり思いません。
古本 買取 泉佐野市
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出版社、力が入る
今日で「週刊新潮」が発刊されてちょうど70年になります。1956年からです。この雑誌は懐かしいです。小中学生の頃、親が喫茶店をしていましたから、毎週、店に置いてあったのを見ていたのです。
記事なんかは読まなかったです。ちょうど真ん中が見開きのカラーページで、日本や欧米の画家、彫刻家の作品の新し目のが掲載されていて、楽しみでしたね。荻須高徳やヴラマンク、林武、海老原喜之助、東山魁夷、牛島憲之などの作品を知ったのもこのページでした。そうそう、天才少年画家と言われたクロード岡本も一度取り上げられていました。森の中の家を柔らかいタッチ、色彩で描いていましたっけ。日本の作品については、洋画日本画のバランスがうまく配分されていました。
もちろん表紙絵は一貫して谷内六郎の世界。表紙についての画家自身の小さなコラムも誌的で良かったです。毎週木曜日になるとテレビから「週刊新潮は明日発売されまあす」という女声のアナウンスと共に「夕焼け小焼けのあかとんぼ」のメロディーがピアノで流されました。
新潮社、力が入っていたんですね。
古本 買取 岸和田市
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2026年2月6日 | コメント/トラックバック(0) |
お手伝い
昨日は朝早くから高槻市へ出向きました。惜しくも去年亡くなられた古書店さんの在庫整理のお手伝いです。立派な書庫というか保管場所をご自分のお住まいの敷地内に建てられていて、お住まいとその書庫の間に駐車スペースとそれを覆う屋根を設けられていますので、雨の日でも快適に本の積み下ろしやご自宅の間を行き来できるという、理想的な環境です。
その書庫にはこれまた圧倒的収容能力を誇るレール式の可動書架が設置されていて、それこそギッシリと収納されています。8人がお伺いして都合5時間ほど、くくり、4台の車に積み込みをしましたが、どこを整理したん?と言われかねない状態です。減らないんです。もってその量のすごさが判ろうというものです。
夕方、組合に運び込んで昨日は終わりました。奥様がお元気そうでよかったです。
古本 買取 高槻市
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2026年2月5日 | コメント/トラックバック(0) |
楽しい辞書
子供向け、学生向けの辞典を見るのは好きです。主として英和辞典ですが、もう一度やり直したいという気持ちがどこかにあるのかもしれません。なにより、最近のものはカラー化が進んでいて見ていて楽しくなります。
大体、巻頭はカラー特集で図鑑みたいになっていて、生活のいろんな場面が漫画やイラストで描かれていて、英文が付いています。こういうパターンは最近だけかと思っていたら、そうでもないようです。

上の本は昭和38年に初版を出した旺文社の「英語入門辞典」の巻頭カラーページです。こんなに早くから、このパターンがあったみたいです。多くのカラーページの中、家のいろんな場所の説明図ですが、バスルームがまるで日本の風呂場みたいです。バスタブというのが判らない時代だったのですね。
こういう感じの痒い所に手が届くみたいな初心者向けの辞典、面白いですよ。
古本 買取 大阪
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2026年2月4日 | コメント/トラックバック(0) |
あれれ、同じ

上の本は「現代家庭 副業案内三百種」昭和12年 雄恒社から出ています。書庫の奥から出てきました。ちょっと面白そうな本ですが、この本を見た時「あれ、同じような装幀の本があったな」と思い出しました。確か芝居の全集のはず、と探してきた本が下です。

これは古本屋ならおなじみの本です、円本の一種で春陽堂から出た「日本戯曲全集」の一冊です。昭和4年に出ています。デザイン、色、手触りなど完全に同じです。これは芝居小屋の引き幕を図案化したもので、よく見ると幕の後ろから幕を引くため、手で幕の一部を握っているという、凝ったデザインです。
8年ほど後から出た「副業案内三百種」が、なぜ芝居の本、しかも全集の装丁を使っているのか、全く訳が分かりません。全集が思ったほど売れなかったので装丁用の布地が余って横流しされたのを転用したのかな。
まあ昔はいずれの分野ものんびりとしていたのだと思います。
古本 買取 泉佐野市
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2026年2月3日 | コメント/トラックバック(0) |


