かんそう文

先日買取にお伺いしたお宅で、ご主人と色々お話させていただいた中に、読書感想文が話題になりました。悪名高い読書感想文。嫌だったということで盛り上がりました。これで読書がキライになった子供が大勢いるのでは、と昔から言われています。たしかに、自分の経験からも、それは言えそうです。



私はだいたい本を読むのが好きでしたから、読書感想文なんか喜んで書きそうですが、あに図らんや嫌でたまりませんでした。特に推薦図書というのを読まされるとゲッとなったものです。なぜ感想を書かないといけないかも問題です。心のなかで、読書後の印象を反芻するだけでも良いのではと思います。



本好きの私がこれですから、普段あまり本を読まない元気な連中には、読書感想文は地獄の責め苦だったかもしれません。読むことと書くことの苦しみ満載ですから。無理やり書いた感想文にみずみずしい感動などありません。



乾燥文でしょう。



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2024年6月1日 | コメント/トラックバック(0) |

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