また読書感想文

まだ読書感想文の話です。



読書感想文のコンクールというのがありまして、市町村レベルから、都道府県、全国レベルまで色々ありました。全国レベルが大掛かりですね。自由図書という枠もありましたが、課題図書を決めて、それを読ませるのに力を持っていました。全国図書館協議会という組織と毎日新聞が主催していました。



その資料を見てみると、歴代の課題図書がわかります。何年分かをながめていて気がつくことは、見事に出版社別に割り振られているなということです。小学、中学、高校と分かれていますが、各社1点、ダブりなしです。私が見た範囲では毎年見事にそうなっていました。



つまりある出版社が良い本を年に2冊か3冊出しても、課題図書には1冊しか選ばれていないということです。これって少し無理がありはしませんか。逆に言えばくだらない本しか出せなくっても、割当みたいに1冊は課題図書にしてもらえるのですから。



出版社の顔ぶれは微妙に入れ替わりはあるのですが、歴史のある児童書出版会社や、大手出版社は不動のようですね。



何か、きな臭く思うのは私一人だけですかな。



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