没後60年
今日は江戸川乱歩の命日です。1965年7月28日に70歳で亡くなりました。今年は没後60年という事で、郷里の三重県では名張市の生家跡にあった元病院を保存リニューアルして乱歩のミュージアムにする動きが大きな波になりました。クラウドファンディングが推進され、成功裏に当初以上の目標を達成されつつあります。
日本の探偵小説の代名詞としての乱歩の存在はいくら特筆大書しても追いつかないほどの重さを持っています。小さいころ、明智小五郎と少年探偵団の冒険に心躍らせなかった人は少ないでしょう。もちろん、それを入り口として、探偵小説、幻想文学や倒錯文学にまでまたがる広範な乱歩文学に分け入った人も多いでしょう。
戦後はもっぱら海外の探偵小説の批評、紹介や評論、随筆にも力を注ぎ、後世のファンたちの良き指針としての著作を沢山残しました。彼は一時古本屋にもなっていて、それもあってか古書業界としては好ましい作家として、現在まで変わらぬ人気を誇っています。ちなみに弟さんは本格的な古書業界人、豆本製作者でした。
私は乱歩の処女作「二銭銅貨」を何度も読み返しましたが、何度読んでも飽きないのが不思議でした。人間の心理の深いところまで彼の筆が届いているのだと思います。
古本 買取 京都市
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2025年7月28日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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