良い俳優
アメリカの映画俳優、ジーン・ハックマンさんが亡くなられました。御年が95歳だったとのこと。
懐かしい俳優さんでした。1971年の「フレンチ・コネクション」は当時、映画館で観ました。実によかった。リアリズムで進むのですが、すっとぼけたところもあり、現場の刑事の悲哀も出ていました。敵役の麻薬組織のボスを演じたフェルナンド・レイが素晴らしかったので、ハックマンさんもより輝いたのでした。
相棒刑事を演じたロイ・シャイダーも良かった。この人も渋いですね。「マラソンマン」で光ったし何といっても「ジョーズ」の警察署長役。でも、こうした名優たちの中にあって、ハックマンさんはやはり抜群の存在感でした。
ただ、シリーズ2作目の「フレンチ・コネクション 2」は麻薬中毒からの回復が見せ場にもかかわらず、ちょっとだれたのが惜しかったです。そして「ポセイドン・アドベンチャー」での牧師役。これも牧師にしてはいささかマッチョすぎたので浮き上がってましたが、パニックものでしたのである程度は納得できました。
人懐っこそうなちょっと童顔のいたずら坊主みたいな味をずっと持っておられました。
ご冥福をお祈りいたします。
古本 買取 和泉市
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2025年2月28日 | コメント/トラックバック(0) |
降らなかった
昨日は2月26日でした。日本のあの事件の日です。何となく雪の降りしきる中、事件が起こったというイメージ、無かったですか。忠臣蔵も何故だかそのイメージです。
忠臣蔵はさておき、現実はその3日ほど前に雪が降り積もりその雪がまだ残っているときに事件が起きたという事らしいです。そして事件収束するまで雪は降らなかったというのが事実だとか。
映画やテレビドラマなどで演出効果で、雪が降ったとしたのを見たかして、そういう思い込みが頭にこびりつくこと、よくありますね。ある意味、定型的かもしれませんが怖いですね。
古本 買取 京都市
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2025年2月27日 | コメント/トラックバック(0) |
出前は良い
先月、大阪中之島の公会堂で大阪古書組合の100周年祝賀会が開かれた事は書いたかと思いますが、その時、余興として文楽の太夫さん、人形遣いの方々、三味線の方々による「八百屋お七」の有名な火の見やぐらに上り半鐘をつくところが上演されました。
日本のあちらこちらから来賓の方が来られましたので、大阪が誇る文楽をご覧いただいてよかったと思います。おそらく、ほとんどの方が生では初めてご覧になったのではないかと思います。かく言う私も生は2度目でした。太棹の響き、太夫さんの美声、人形のあでやかさなど、生でしか味わえないものがあります。
こういう機会というのは大事なんですね。昔、小学校や中学校にオーケストラがやって来て演奏してくれたことがありました。また、狂言なども学校の体育館や講堂で見た記憶があります。狂言はその時見たのが今のところ、最初で最後ですが、独特の発声、面白さは今でもよく覚えています。特にこういう、日本古典芸能は後継者不足が心配されています。学校などで見たのがきっかけになってその道を目指すこともあり得ますので、普段、聴くことが少ない三味線、琴、尺八、長唄、浪曲、歌舞伎、神楽など、今以上に大いに学校等へ出前公演をしてもらいたいものです。
古本 買取 門真市
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予備は大事
先日、2階の窓の下の熨斗瓦が1枚抜けて下に落ちかけていましたので、窓から体を乗り出して外れていた瓦を確保し、接着剤を付けて抜けた場所にはめ込もうとしました。
思い切り体を乗り出した時に、瓦を持った手が眼鏡のふちにあたり、あっという間もなくメガネが取れて屋根の上に落ちてするすると軒の樋に向かうではありませんか。樋に落ち込んだら大ごとです。下からだとよほど高いはしごをかけないと手が届きません。第一、登るのに危ない。
あー、と思っていたら樋の手前で止まってくれました。やれ嬉しやでしたが、今度は2階の窓から何か長いものを眼鏡のそばに寄せてつまみ取らないといけません。高枝切りばさみでつまもうと思いましたが、眼鏡がないのでぼやけて良く見えません。予備の眼鏡も見当たらない。
家内も近眼ですので眼鏡を借りました。度数は似たようなものですから見えるのですが、強烈な乱視ですので、目玉を軽く握られているみたいな、船酔いになりかけているみたいな不快感があります。枝切りばさみを伸ばして落とした眼鏡に近づけるのですが、どうも挟みにくい。思い切ってツルに引っ掛けるみたいにして空中にはじき上げると、うまい具合に庭に落ちました。
昔みたいなガラスのレンズだったらこんなことはできません。やれやれです。ド近眼の人は予備の眼鏡はわかりよいところに置いておくべきですね。
古本 買取 田尻町
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2025年2月25日 | コメント/トラックバック(0) |
寝てるの?
何となく2月は過ぎ去るのが早いです。もう24日です。急がないといけないのが、4月26日から始まる四天王寺春の大古本まつりの目録原稿作成です。これがなかなか手間なんです。いちいち現物を引っ張り出してきて、詳細な書誌情報を書き、価格を決めないといけません。
毎回ぎりぎりの締め切り間に合わせなんですが、今回は印刷屋ではなく、目録全体を作成してくれる心強いメンバーが即売会組織にいて引き受けてくれたので、せめて迷惑かけないようにと、少し早い目に仕上げて、今日未明にメールで送りました。
すると先方も未明にもかかわらず、直ちに受け取りのメールが届きました。いつ寝てはるのでしょうかね。人の事は言えませんが。
古本 買取 摂津市
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2025年2月24日 | コメント/トラックバック(0) |