名解説

11月30日は玉の海梅吉さんの誕生日です。と言っても、もう玉の海さんを知っている方は少なくなったと思います。力士で関脇まで行きましたが、土俵の上よりもテレビの相撲解説者としてなじまれました。



塩辛い声で大体が批判的解説。ユーモアがないわけでもなく、横綱同士の対決などで、すでに優勝が決まっているほうが何となく力を出さないで負けたりすると「麗しい友情ですな」などと言ったりしたそうです。



この人とよく似た味わいの解説者だった北の富士さんが先ごろ亡くなられました。病気を克服して、再びテレビやラジオでの解説を楽しみにしていましたが、残念です。大体、小兵の素早い相撲をひいきにしていたみたいでした。アナウンサーがつまらない質問をしては「はあ、なんでしたか?」などという受け答えがよくあり、ある意味アナウンサー泣かせでしたが、そこにある種の批評精神みたいなのが感じられました。



相撲史に残る名解説者二人でした。



古本 買取 豊中市 

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2024年11月30日 | コメント/トラックバック(0) |

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第9と蝶々

今日、11月29日は音楽の世界では記念すべき日です。100年前の今日、東京音楽学校で、初めてベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されたとのことです。



毎年年末になると、日本のオーケストラはどこも第9を演奏して大賑わいです。これは日本だけの現象で、ヨーロッパでもアメリカでもそんなことしません。この百年前の初演は偶然12月になったのでしょうが、未来を予言しているみたいで不思議ですね。



それともう一つ、100年前の今日に作曲家のプッチーニが亡くなりました。ちょうど没後100年です。日本を舞台にした「蝶々夫人」がわが国でも大人気ですが、内容的にはひどい話で、日本での幼な妻の蝶々さんと結婚したアメリカ男が、結局その蝶々さんを捨てて、二人の間にできた子供を引き取り、正式な妻と共にアメリカで暮らすことになります。蝶々さんは子供と別れを惜しみながら短刀で自害するというストーリーです。



日本のソプラノ歌手が海外で成功するには、蝶々夫人の主役を歌うことがきっかけになるという時期がしばらくありましたが、なんだかなあ、と思うのは私一人でしょうか。



古本 買取 富田林市

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2024年11月29日 | コメント/トラックバック(0) |

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えべっさん、次もよろしく

昨日で「えべっさんの古本まつり」6日間の会期を無事終了いたしました。最終日の昨日は都合により午後2時で閉場でした。通常の催事より少し早めです。ゆっくりしようと会場に来られたお客様が、あわてて各テントを回られるという事を何度かお聞きしました。



会期中、大勢のお客様にご来場、お買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。



次回もよろしくお願い申し上げます。



古本 買取 阪南市

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雨の中のえべっさん

昨日はえべっさんの古本まつり5日目でした。朝からどんよりしたお天気。割と暖かでしたが細い雨がぱらつき、午後に入って本降りになりました。そんな中でもお越しいただいたお客様は、熱心に本を探しておられます。



いつもより2時間繰り上げての閉場になりました。今日は天気が回復しそうですから、最終日、午後2時までですが、ご来場をお待ちしております。



古本 買取 和泉市

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午前中に古本探し

昨日は「えべっさんの古本まつり」第4日目でした。相変わらずお参りの人や車が多く、西宮神社境内は混雑していました。でも古本まつりのテントでは本探しを楽しまれているお客様がゆったりと過ごされていました。



11月25日は三島由紀夫の命日でした。三島関係の本を買われたお客様が何人かおられたのが印象的でした。



ただ、今日は天気が崩れそうなので本探しは午前中がお勧めです。



古本 買取 寝屋川市

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