くどいねえ

日本の小説を読むのも何となく億劫ですが、外国の小説となるともっと億劫です。できれば避けて通りたい。実際、避けて通ってきましたが、時々引っ捕まってしまうことがあります。



商売柄、書物の中身のチェックをしていて、つい言葉の連なりに気を取られ読んでしまうことがあります。ドストエフスキーの小説なんかに捕まるとえらいことです。



「どうしたんだね、エメリャーヌシカ?」「いや、なに、私は、その‥‥アスターフィ・イヴァーヌイチ。」「飲まないとでもいうのかね?」「ええ、私はね、アスターフィ・イヴァーヌイチ、もうその‥‥これからは酒を断とうと思ってね、アスターフィ・イヴァーヌイチ。」



これを書く方も大変ですが、翻訳する方も忍耐強いと思います。名前だけでこんな量があるのですから。ロシア人て、本当にこんな話し方をしてるんでしょうかね。まあ、西洋の小説には多かれ少なかれ、律儀なほど会話の中に相手の名前を書き込んではいますが、ドストエフスキーは異常のレベルじゃないかと思います。



日本で「それは違うと思うよ、山田太郎君」「そうですかね、日ノ本一郎さん」「違う違う、山田太郎くん」なんて会話文が出てきたら面倒くさいですね。



上記のドストエフスキーの小説は「正直な泥棒」河出書房版、訳者は米川正夫でした。



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