迫力あり

昨日は太宰治の誕生日で、遺体が発見された日でした。6月13日に山崎さんと心中した玉川上水では連日の雨で水かさが増しており、発見が遅れて偶然、誕生日と重なったものです。当初、太宰は山崎さんにリードされていた、などとまことしやかに語られていたそうですが、真相はただ二人のみぞ知る、でしょう。



太宰と言えば、借金申し込みや芥川賞をねだるなどすごく感情に訴える、あるいは訴えすぎて不快感を催させる手紙を沢山書いています。ついつい読まされてしまうのは必死だからでしょうが、その点、ドストエフスキーの沢山残っている借金依頼、返済猶予依頼の手紙は、どちらかと言うと威張りくさって、貸してくれて、猶予してくれて当然、みたいな雰囲気ムンムンです。



これに幾らかかり、あの支払いをして、誰それにお金を回し、原稿ができたら幾ら幾ら入り、あの借金を一旦返して、手形を書き換えて、などなど極めて具体的に切迫的に並べて、相手をほとんど恫喝しています。よく頭が混乱しないなと思うほど、借金まみれです。これらの手紙が全集の3~4巻を占めているのですから、もし創作に集中できたら、長編小説がもう1作か2作書けたかも知れません。



あちらの人間はやっぱり迫力があります。



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