四時台はまわる?その2
歌詞の思い違い。私篇。
「お富さん」、春日八郎のヒット曲です。小学生が学校で唄って問題になったとかならなかったとか、有名です。
「粋な黒塀 見越しの松に」と出ますが、当時の小学生はほとんどが「粋な黒兵衛 神輿の松に」と思っていたのではないか。つまり、黒兵衛さんとお富さんの歌であると。私はそうでした。訳が分からずそう唄っていたと思います。
当時の歌でもう一つ思い出すのが、西田佐知子の昭和39年のヒット曲「東京ブルース」。一番の歌詞後半のさびの部分。
「褪せたルージュの 唇かんで」を「汗垂る銃の 唇浮かんで」と思ってました。小学5年生だった私は、「ピストルがぬれていて、それに唇が映っていたのや」と妙に、文学的かつ映像的に解釈していました。「褪せたルージュ」はいかに耳年増だった私にも、難しかった。
今なら、TVの歌番組では歌詞がテロップで流れますので、こんなトンチンカンな事は起こらないでしょうが、ラジオ少年だった私は、その誤解を修正するのに、けっこう長い時間が必要でした。
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2012年4月16日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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