末っ子

1925年の今日、作曲家の芥川也寸志さんが生まれています。生誕100年です。芥川龍之介の三男です。龍之介が自殺したのが1927年7月ですから、彼は満2歳になったばかり。ちなみに龍之介の長男で彼のお兄さん、俳優の芥川比呂志さんは1920年の3月に生まれていますから当時7歳、父親の記録もうっすら残っていたようですが、也寸志さんは父親の記憶は残っていなかったでしょう。



二人の間に多加志という兄弟がありましたが1945年にビルマで戦死しています。この人が最も父親に似て文学か絵画に進むかと思われていたそうです。芸術3兄弟です。



芥川也寸志さんは作曲家、指揮者、エッセイスト、司会者など幅広く活躍されました。大河ドラマの「赤穂浪士」のテーマ音楽でも知られています。父親の遺品のレコードで音楽に親しみ始めたといわれています。特にストラヴィンスキーの音楽に魅了されたらしいですが、芥川の遺品にあったのかは疑問がわきますが。



ともかくこの人と黛敏郎、團伊玖磨の3人がそろって日本のクラシック界に出てきた昭和20年代から30年代は飛ぶ鳥を落とす勢いだったそうです。作風も思想も後にははっきりと違いが際立ってきますが、当時は3人とも見栄えはする。弁は立つ、筆は立つで御三家みたいでしたね。



古本 買取 大阪市

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ