探さねば
大学受験生の必携本、赤本が60年を迎えたそうです。
大学別(最近では大学によっては学部別)の過去の入試問題集ですが、そんなに歴史があるとは知りませんでした。
大学都市の京都に会社があり、最も初めに出た頃の赤本が在庫していないので探しているとの事。
今の版型より一回り小さく薄く、第一、色が赤ではないようです。地味な水色や、紫色だったらしい。
昭和39年に朱色に統一。今の赤色は昭和60年からで、記憶を手繰ると店主の頃は確かに朱色でした。
古書業界でもここ数年来、入試関係の本が高い値段で取引されています。
もしこれが見つかったら、相当の高値を呼びそうですね。
でも、これは見つけにくいと思います。当時の使用者は現在80歳手前。物持ちがよく、蔵でもある人の所には残っている可能性はありますが、入学したら即処分した人が多いのではないでしょうか。
私も良い記憶は残ってません。その本で苦しんだ記憶のほうが‥。
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2014年3月5日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:古書
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