時代は変わる

学校での身体測定には、色々の思い出があります。

身長、座高、体重、胸囲などを順々に測定されるのですが、検査表を手に並びながら上半身裸で震えていたのを覚えています。

大体、新学年始まってすぐ、体育館みたいなガランとした場所なので寒かったのでしょう。

座高の高い低いが結構、話題性がありました。やれ俺は足が短いのお前は胴が長いのと、日本人同士、大して違わないのに喜んでた。

この座高測定が来年度から、意味が無いのでということで廃止されるそうです。面白かったのにね。

寄生虫検査なんてのもありました。

このブログを読みながら食事されている方はいないと思いますので書きますが、私の時代はマッチ箱に現物をつめて教室に持ってきたものです。

あくまで現物。

わかりますね。検便というやつです。

土田よしこさんの漫画「つる姫じゃ～っ」に、検便を集める日は、どことなく教室に活気が溢れて素晴らしい、と書いてありますが、まさにその通りでした。新聞紙やチラシで厳重に包んで紐をかけたりしているのを友達の鼻先スレスレに突き出して騒ぐのです。アホですね。

いつの間にかそれがシールになり、面白味が無くなったと思っていたら、それすら来年度には廃止されると聞きました。

時代が変わるのを実感します。