金魚と古本
買い取った本の値段つけで半日。
最も楽しく苦しい作業です。評価軸をどこに置くかで同じ本の値段が千差万別になります。
古本屋のセンスが問われもします。どうしても興味があり好きな本は高めに、自分に縁遠いと思う本は安くなりがちです。
浮かされた値札に金魚甘んじて
三代目笑福亭枝鶴が川柳誌「番傘」に出した川柳です。
自分の値札を知らぬ金魚の自在に泳ぐ姿と、人間の営みとの対照が少し悲しく味がある句です。
桂米朝師匠が噺の枕で引用されますので頭に残っていましたが、古本たちも付けられた値段に甘んじて苦笑しているかもしれません。
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2014年7月13日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |