ピタゴラスの定理
下鴨納涼古本まつりのような野外の即売会では、ブルー・シートは絶対の必需品です。
テントの外の展示台は、雨の時や夜間はこれに覆われます。晴れ続きに恵まれたら良いのですが、相手はお天気。雨半分と覚悟しておいたほうが、精神衛生上良いようです。ブルー・シートはそんな時、古本屋の心強い味方なのです。
ところがこのブルー・シート、使っているうちにどうしても劣化してきます。透明のコーティングが剥がれるのでしょうか、見た目からはわかりません。覆っていたから大丈夫と思っていても、剥がれの所や小さい裂け目から雨が浸み込んで本が濡れてしまう事があります。
これを避けるには、毎年、買い直すのが一番です。
しかしいざホームセンターの売り場の前で多くのサイズを目にすると、どれが適切かパッとわかりません。というのは、古本屋は展示台の上に本箱を何段も積み重ねるので思った以上に大き目のを買わないと、展示台の下までシートの端が届かない寸足らずになりがちです。
ピタゴラスの定理などを思い出しながらシート売り場で真剣に悩んでいるのは、きっと古本屋です。
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2014年8月3日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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