小澤さん
久しぶりにテレビに生出演の小澤征爾さんを見ました。ニュース番組の中でのインタビューでした。
一回り小さくなったみたいな印象を受けました。来年、80才との事。
年齢から思うと、まだ驚くほど若々しいと言えますが、私が見て覚えている、全盛時代のしなやかなバネみたいな感じはすっかりありません。
欧米の名指揮者達がかなりの高齢になっても、ある種のギラツキを残す人が多い中、やはり日本的な、お茶漬け的な自然な老い方を感じました。若いときからそういう要素はあったのかとも思います。
声が出にくそうでしたが、アナウンサー2人にハーモニーを教える為に突然歌わせたり、矢張り昔のままの彼であるな、とも思いました。
でも、画面の隅に出ていた「世界のオザワ」の文字は、いくら何でももう止めたらと思いましたね、NHKさん。
「おいらが大将」みたいで、いつまで「戦後」をやってるのという感じ。70年代のLPの帯の宣伝文句から進歩なし。
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2014年8月4日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:音楽
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