中村紘子さんの記憶
ピアニストの中村紘子さんがなく亡くなられました。
天才少女として、N響の初めての海外公演にソリストの一人として同行して以来、国際的に活躍され、エッセイスト、甘えたような話し方のタレントとしても有名だった方です。
彼女の演奏、一度だけ生で聴きました。
大阪のフェスティバルホールでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。オーケストラはどこだったか忘れましたが、指揮はデビッド・ジンマンでした。演奏については、これが全く記憶に残っていません。他のプログラムが何だったかも忘れました。
これで聴いたと言えるのでしようか?
まあ、40年以上前の事ですのでお許しください。
古本屋としては彼女の著作、有名ピアノ・コンクールの内幕や著名なピアニストのゴシップなんかを、独自の情報源を駆使して描いてなかなか読ませます。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、俳句。Oさん、続いています。
突き刺さる 夏の日差しに 後ずさり
素直です。歩くのがつらくなるような日差し。確かに肌に突き刺さるようです。ただ「後ずさり」は大時代的すぎるのでは。日差しそのものを強調した方がよいと思うので
容赦なき 夏の日差しが 突き刺さる
これで如何でしよう。
え?お前の思い違いだ❢?
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2016年7月31日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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