お勧めです
世間では、司馬遼太郎の歴史小説が、ドラマ化されたりするので人気がありますが、一昔前は、大仏次郎の歴史読み物がかなりの読者をひきつけていました。
一連のフランスもの、例えば「ブゥランジェ将軍の悲劇」「ドレフュス事件」「地霊」などなど。大物は有名な「パリ燃ゆ」です。大変な資料の蓄積と読解の上に、想像力を羽ばたかせた、実に興味津々の読み物です。朝日新聞社の大仏次郎ノンフィクション全集版全3巻が注解も詳しくてお勧めです。
我が国の歴史に材をとった作品では、未完に終わりましたが、「天皇の世紀」がやはり力作でしょう。幕末の動乱を、綿密にかつ力強く描いて、読み応えあります。
何故か、古書価は廉いので、これを読まない手はないと思うのですが、いかがでしょうか。
タグ
2011年11月20日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
トラックバック&コメント
この投稿のトラックバックURL: