病弱にタバコ

先日、福永武彦さんの「ゴーギャンの世界」という本の事を書きましたが、福永さんは私の好みの作家です。その理由は彼が病弱だったからです。私も小さい頃は1年間学校休みを2回しましたから立派な病弱でした。病弱な人が文学をするのか、文学に打ち込むから病弱になるのか、よく分かりませんが、私の好む作家は病気持ちが多いのです。



福永さんは肺結核で結核病棟に約5年半おられて回復されてからも、胃潰瘍、その他で3,4年に一度は入退院を繰り返されるという病気の問屋でした。エッセイなどにも病気や入院話が沢山出てきます。ただし気質はカラリとされていた為か明るいのです。結核病棟でベッドの上に小さな机をしつらえてその上にペンと原稿用紙と灰皿を置いて創作したと書かれています。灰皿ですからタバコを吸っていたわけです。



病棟ですから当然禁煙ですが、気にしない患者さんばかりだったらしく、回診のときなどは一斉に窓を開けて換気したとか。実は私の親戚の人が20年ほど前に大阪府下のとある結核病棟に入ったのですが、やっぱりタバコを吸っている人が多かったと言ってました。本人も吸っていました。病棟に入院してからタバコを覚えた人もいるらしいです。



こうなるとどうなんでしょう。喫煙率高そー。



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