全集=番付

作家にとって、昔は、文学全集に収録されることがとても名誉な事、社会的にも重要な事、と認められていました。

たとえ短編の一つでも収録される事は目出度い事のようでしたが、大家になるにつれて、笑えぬ喜劇も起こったようです。

全集は全何巻と規模が決まっていますから、ひとりで一冊になるか、もしくは何人かと一冊を分け合うのかは、その作家と関係者にとって、なかなかに微妙な感情を引き起こしたようです。現存作家の場合は、とりわけ難しい判断を全集編集者に迫ります。

中島和夫さんが「解体する文芸」という本の中で、御自分がかつて担当した、講談社の「日本現代文学全集」出版に絡んだ、某有名作家との軋轢について、興味深い回想を書かれています。

「文学全集を作ることは、相撲の番付を作ることと同じことだ」と中島さんは喝破されています。

巻の割り振りは横綱クラス、大関クラス、小結クラスと言う具合に、評価が眼に見える形で出る事なのです。

事前の編集段階で、これにかみついた作家が出現しました。

以下続く。


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