詩人いろいろ

古本屋には俳人や詩人もおられます。おなじみのO書店さんは俳人になりかけておられますが、奈良のK文庫さんは詩集を何冊も出されている、歴とした詩人です。



K文庫さんはいつもニコニコされて温かいお人柄、そして超越したような清らかさをお持ちです。それでいて庶民性があり、東京の盛り場でスナックをしばらくされていたという生活力もお持ちです。対照的に、世事には全く疎い、孤高の詩人というイメージの人もいます。



西脇順三郎という詩人がいました。大詩人という世評が高い人です。彼の全集の月報には、彼の孤高ぶりを示すエピソードに事欠きません。広津和郎の葬儀に列席して、佐多稲子が弔事を読んでいるのを見て、なぜ料理屋のおかみさんが弔事を読むのか不思議がったとか、「ナス流し台製作所」という街角の看板を目にして、「ナス流し」をする台とはどんな台だろうと、しきりに首をひねっていたという話が満載です。



孤高ですね。



河内長野市の古本買い取りは是非とも地元の池崎書店にお任せ下さい。池崎書店にお電話、メール下さいませ。当店は年中無休です。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ でも承っております。お引越し整理や生前整理、御遺品の整理もお任せ下さい。24時間受付中。量の多少にかかわらず、遠くても内容によってはお伺いいたします。現在、本が置かれているそのままの状態で、できるだけ何も捨てずに、お気軽にご連絡ください。



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