めでたい日

昨日は大阪市中央公会堂で、大阪古書組合の創立100周年記念講演会と祝賀会が開かれました。



講演会は阪大名誉教授の橋爪節也先生が「大大阪モダニズムを検証する」と題して、大大阪の歴史、それを裏付ける興味深い資料と、小出楢重などの絵画作品の分析、そして趣味人のネットワークなど、多彩で斬新な切り口から、こちらも今年100年を迎える大大阪のイメージを掘り下げていただきました。



会場満員の聴衆からは笑い声なども混じり、ユーモアたっぷりの先生のお話に大きな拍手が送られていました。



それが終了してから、組合員と、東京をはじめとする各地からのご来賓とともに、地下のレストランで祝賀会が開かれました。発刊された待望の「大阪古書組合百年史」も手に取ることができ、誠にめでたい一日となりました。



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取り調べ

近くの銀行で普通預金口座を新規に作ろうとしました。これがなかなか大層でした。まず氏名住所を聞いてから少し待たされます。何か調べているのでしょう。それからおもむろに色んなことを聞いてきます。使用使途やら口座振替をするかとかいろいろ。



もちろん証票による本人確認も求められますす。昔はお金と印鑑だけをもって窓口へ行けば恵比須顔でさっさと作ったものですが、今は何か取り調べを受けているみたいでした。何やかやで小1時間ほどかかりました。残高が少なく出し入れも1年間しなければ1万を超える費用が発生すると恐ろしいことも言われました。



これすべて反社対策なのですね。時代ですね。



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不思議と同い年

今日8月11日は吉川英治の誕生日です。「宮本武蔵」「新平家物語」などの長編小説で国民的な人気がありました。講談社のドル箱作家で、その全集は大規模なものが2度、講談社から出ています。どちらも50巻を超えますが、古書価は気の毒なほど安い。今読まれている時代小説作家の作品と比べて、負けない面白さが詰まっていますが、読まれないんですね。



苦労して大成した人ですから、他人の逆境を見逃しにできず、結局、大勢の人をいろんな側面から助けました。それを決して漏らさず、隠し続けたといいます。



死ぬ何年か前に文化勲章を受け、これは国民がくれたもの、と回りから言われて受ける気になったそうです。



彼は芥川龍之介と同い年なのですが、少し不思議な気がします。



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流れてはいや

夏は雑草がはびこりますが、今年は特に感じます。自分の家ならば細かく見るので、それほど野放図にはなりませんが、少し離れた倉庫の敷地などは、目が届かないので、油断すると手がつけられなくなったりします。



1週間ほど前にかなり丈の高いのを刈り込んできたのですが、やっぱり気になるので、昨日、ラウンドアップという除草剤を撒いてきました。しばらくは雨も降らなさそうだから、薬が良く浸み込むだろうと思っていましたら、なんと今日から雨だというではありませんか。



水不足になっては困るので雨も必要ですが、せっかくの除草剤が洗い流されるのも嫌です。うまくゆかないもんです。



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今年もよろしくお願い申し上げます

昨年はご愛顧賜りありがとうございました。今年もよろしくお願い申し上げます。



年末は少し風邪気味になりましたがそれも収まり、年明けからフルダッシュで行こうと思っています。



加入している大阪古書組合が昨年100周年を迎えましたので、年初めの1月からいろんな企画が予定されています。その一つとして大阪古書組合初めての通史「大阪古書組合百年史」が発行されます。





発行部数が限られていますので、ご予約を大阪古書組合あてにご連絡ください。



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