出てきた劉生
岸田劉生の行方不明だった油絵が、50年ぶりに発見され、オークションに登場するという新聞記事が目を引きました。
彼の作品は、重要文化財に指定されるほどですから、このオークションは注目の的になるでしょう。落札予想価格(700万~1千万円)が低すぎる気がします。ひとケタ間違っているのじゃないか。と言って、買えるわけでもないので、心安らかですが、興味はあります。
何故か。実は、岸田劉生さんと私、誕生日が同じなのです。
38歳で亡くなっていますが、凄い貫禄ですね。残した日記も実に面白い。装丁も沢山していますが、個性の塊です。
何と言っても、我が子をモデルにした「麗子像」のシリーズが有名です。今回、再出現した作品は奥さんがモデルとのこと。近代絵画を集めている美術館は喉から手が出るほどでしょう。
佐伯祐三の作品を中心にした近代美術館を開館予定の大阪市も、頑張ってください。もう一つの目玉になりますよ。
橋本さんを見直すチャンスになるかも。
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2012年3月4日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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