傲岸不遜なゴーガン
仕入れたゴーガンの画集の年譜を見ていて驚きました。
23歳になるまで、絵の記事が出てきません。全くの船乗りだったんですね。その年に株式仲買人になって、31歳でやめるまでにかなり儲けたらしい。
それから保険代理店に勤めたり、防水布の販売代理店をしたり、妻と別居して次男と住んでビラ貼りで糊口をしのいだり、ゴッホと2カ月間アルルで有名な同居生活をして、ゴッホが耳を切ったりと、めまぐるしい生き方。
結局、1903年、マルキーズ諸島の或る島で、憲兵に対する名誉棄損罪で係争中に55歳で亡くなっています。
何ともドラマチックですが、彼にしたら誠実な生き方だったに違いないでしょう。
古本屋さんも人生転変派が多いですが、それはまた別の機会に。
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2011年9月18日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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