やっぱり無理
昨日は月曜日の市会の落札品を受け取りに大阪古書組合へ。
一階の廃棄本のカーゴは6台ほどが満杯状態でした。実に無残な光景です。助けられそうな本はないかと思いましたが、ぎっしりと詰められていますから、抜き出すことも書名を確かめることも困難。まあ、専門家が駄目だと判断しているのだから、とあきらめました。
個人全集の、揃っていても状態の良くないの等がそこにあったりして、少し考えますが、スペースの事、未来に現れるか判らない買い手の事などを考えるとやっぱり無理ですね。
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2020年11月4日 | コメント/トラックバック(0) |
安いです
この2,3日「日本の古本屋」に出品している個人全集が連続して売れています。なぜだかわかりませんが、同じような注文が続くってのが、時々ありますね。
いま全集物の古書の値段は、高い頃と比べるとバカバカしいくらい安くなっています。逆に言うと、一人の作家をまとめて読んでみたいとお思いの方にとっては良い時期と言えるでしょう。特に、新版が出て型落ちになった個人全集は狙い目でしょう。特別な研究でもしていない限り、旧版の全集で普通は十分です。
「日本の古本屋」で一度調べてみることをお勧めいたします。高嶺の花と思っていたあの全集がこんな値段で!?と言うことにきっとなりますよ。
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素敵な文と絵
絵を見るのも好きですが、絵描きさんが書いた文を読むのも劣らず楽しいことです。画家には名文家が多いのは古今東西を問いません。
欧米ではまずゴッホ、ドラクロワ、セザンヌ、ゴーギャンなどが素晴らしい手紙や日記、手記などを残しています。日本では文章の方で全集を持つ絵描きさんが実に多い。岸田劉生、中川一政、木村荘八、川上澄生、鏑木清方、東山魁夷といったところが古本屋ではおなじみです。
全集にはなってませんが岡鹿之助、熊谷守一、赤瀬川原平や池田満寿夫なども沢山の文章を書いています。まあ、後の二人は小説家でもあったから当たり前ですが。
以上の人たちの著作は、池崎書店に在庫がありますので興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。素敵な時間が過ごせます。
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安心の全集
友人から宮沢賢治全集の問い合わせがありました。
古書業界では個人全集は誰によらず最新版以外はお買い得の価格になっています。研究したりするので無い限り全く何の不足もない立派な全集が、定価から考えるとこんなに安くてよいのかという状態ですね。
宮沢賢治は筑摩書房が昔から何度も装いや編集を変えて出していますから、筑摩版を買えば大安心。太宰治も筑摩ですね。漱石は岩波書店、中原中也は角川書店、福永武彦は新潮社という感じです。
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月報の編集後記は語る
以前にも書いたかと思うのですが、私、実は文学全集好きなのです。
特に世界文学全集やら日本文学大系などといった大風呂敷が特に好きです。
それらに挟み込まれた月報も貴重ですが、各巻月報の終わりの辺りに置かれている、「編集後記」や「編集室だより」といった出版社の自画自賛の文章が面白い。
第一回配本から第十回配本まで辺りのそれらの文章はだいたい判を押したように、「編集室に、本全集に対するお誉めや激励のお便りをたくさん戴いており感激しています、これからも予定通りの配本を目指します云々」の類が多いようです。とても元気です。
これが後の方の配本、つまり全集が完結に近づくにつれ、「配本が遅れがちになり申し訳ありません、なるべく早くお届けしたいと思いますので、もうしばらくお待ち下さい」という哀願の調子になってくる。特に本邦初訳、新訳を誇らしげにうたっている世界文学全集の類ではかなりの確率でそうなります。
まるで忙しい時期の蕎麦屋さんみたいな言い訳です。「作ってるところです」「いま出ます」ですね。
つまり翻訳が難しい巻は配本順を最後の方にしていても、それでもなおかつ遅れてしまうのです。逆に言うとそれを読みたいと、待っている読者のイライラもつのってきます。
手元にある「筑摩世界文学大系」全102冊(昭和33年3月に第1回配本)の最後の方の月報はそういう苦しい言い訳ばかりでまことにお気の毒。
やっとあとは「ディケンズ」と「論語」と「コンラッド」の3巻を残すのみになったというのが昭和41年9月の時点です。月報には「間もなく訳稿完了いたします」と書かれています。まさに「いま出るところ」です。
ところがドッコイ、次に「コンラッド」が出たのが何と昭和42年12月。蕎麦なら伸び切っていますよ。しかも勝手に内容が変更されて当初収録が予定されていた目玉作品が収録されていません。天ぷらそばを頼んだら天ぷらが入ってなかったのと同じです。「ノストローモ」という作品が翻訳できなかったみたい。内容見本を見てこれを楽しみにしていた人の人権はどーなる?と言いたいですね。
次の「論語」は昭和43年3月。最後の「ディケンズ」はそれから更に1年以上経って、昭和44年7月に出ました。これでやっとこさ、めでたく完結。
最後の月報には、当然あるであろうと思われた編集後記すらありませんでした。その代りか、お詫びとお礼の書かれた小さな紙切れが挟まっていました。
当時の大学紛争のあおりをモロに受けて、先生方が翻訳どころではなかったんだろうと思いますが、「完結したんやから文句ないやろー、コラ」的な開き直りにも見えます。


