あの日

あの大震災から31年が経ちました。早朝でしたが家族たちは飛び起きました。幼稚園だった娘だけがぐっすり眠り続けていたのを覚えています。



書庫の本が書棚から飛び出して床に散らばり、それがつかえて、内開きだった扉を開けるのに大変でした。4面の壁全部に書棚が立っていましたが、平行して向かい合った2面の本だけが飛び出していたのが印象的でした。家の中の壁に一部ひび割れが見られました。



庭の灯篭の一番上の宝珠みたいなのが落下していました。被害と言っては、今あげた程度でした。大阪古書組合に入ってから、即売会などで神戸の業者さんとご一緒したときに、いろいろと悲しいお話をお聞きするに及んで、大変な地震だったことを改めて実感しました。



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すべてが新鮮

昨日は母の法事後の昼食に梅田のグランフロント南館へ行きました。私は初めての場所です。ビルの駐車場は道路沿いですので入りやすかったです。案内する人が2名もいて驚きです。地下の立体駐車場に誘導されるとそこにも結構な人数の案内係がいます。駐車スペースに入って車から降りて見ていると車を乗せたパレットが横にスライドしてゆきシャッターで見えなくなり、それから上か下かに消えてゆきました。



大阪いち土地がバカ高い場所ですので、さぞかし合理的な設計になっているのでしょう。ゆっくりと食事してから、千葉からきてくれた姉を隣の大阪駅に送っていった後でパーキングを清算すると1500円でした。場所的なことから考えると安いような気がしました。



梅田のグランフロント、私は大阪市北区生まれ北区育ちですが、今の梅田に立っていると、完全にお上りさんです。見るものすべてが新鮮で珍しかったですね。



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2026年1月16日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 買取 雑感

いずれそうなる

法事が15日にありましたので前日の14日に兄弟姉妹が集まって会食しました。チェーン系の和食店ですが、基本、注文はタッチパネル、配膳はロボットです。



娘がすべて取り仕切って操作してくれましたから助かりましたが、年配者ばかりでしたらなかなか難しい事になるのではと思いました。せめてタッチパネルが声を出してくれたら操作はしやすくなるのではと思いました。



いずれはその方向になるのではと思いますが。



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ひょっとすると

今日1月14日は三島由紀夫の誕生日とのことです。彼の場合、命日の11月25日の印象が大きいので誕生日がかすんでいました。去年が生誕100年でした。



彼は猛烈な自意識の持ち主だったと思います。なにしろ、生まれた時のことを覚えていると言っていたとか。産湯の時の盥のふちとその向こうに光っている電灯を覚えているらしかったです。そのような景色は想像できます。当時は多くの人も同じような状況で生まれていると思いますから、共同の深層の記憶を語ったのかもしれません。



何しろ頭の良い人ですから、ひょっとしたらひょっとしますが。



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仕返し

1976年と言いますと50年前です。50年前の今日1月13日、作家の舟橋精一が亡くなりました。この人こそ最近は全く読まれなくなりました。生前は文化功労者にもなり、横綱審議会の委員長なども務めました。作家の馬主としても草分け、自家用車を持ったのも草分けなど、物質的には恵まれていましたが、出版社や編集者たちからは敬遠されていました。



何ともわがままだったそうです。祖父は財閥の偉いさん、父親は東大教授、本人も東大卒業と、プライドが高くなる要素に囲まれていました。有名な話ですがある出版社が日本文学全集を企画したところ、彼は2人で1冊に割り振られたのに腹を立てて、自分の作品の収録を断ったそうです。



色んな文学賞の選考委員でしたが、自分の作品が受賞するように圧力をかけることも平気だったそうです。このような姿勢がたたったのか、著名な割に生前、死後を通じてどこからも個人全集はおろか、著作集や作品集といった形でさえ出ていません。



仕返しされたんでしょうかね。



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