ロック、ジャズそして中公文庫
今日は、堺市で出張買取をさせていただきました。
当店の守備範囲から、はみでるのですが、ブリティシュ・ロックの輸入盤などもたくさん入ったCD、LP多数。
状態の良い中公文庫、講談社文芸文庫、カバー付岩波文庫、ちくま文庫などなど。
佐藤泰志さんの単行本を含む、文芸関係の良い趣味の本が多数。
旺文社文庫や創元文庫など絶版文庫の数々。
精一杯、評価させていただきました。ありがとうございました。
順次、お客様にみていただけるようにしたいと思います。
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台風接近!即売会も接近!!
風と雨が強まったり弱まったり。台風12号が四国、近畿地方に接近中です。そんな中、野田内閣が発足、あ、これは今のところ関係なかったですが、実は関係なくもない。
明日、9月3日(土)午前11時から「ОBPツインタワー21即売会」が始まります。この会場がパナソニック関係なのです。ね、松下幸之助さんが出てきたでしょう。松下さんと言えば政経塾。政経塾が初めて輩出した総理が野田さんと、三題話のようですが、まとまりました。でも、政治の話はここまで。
即売会の会期は明日から9月10日(土)まで。
営業時間は午前11時~午後8時まで。但し最終日は午後6時までです。
大阪城の北側です。お天気が心配ですが、会場は屋内、気持のよい大空間の下ですので、ゆっくりと色々な古書をお選びいただけます。
当店では、本のほか、売台2台分のCD(クラシック中心、ジャズもほんの少々)をご用意しております。
ご来場をお待ちしております。
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2011年9月2日 | コメント/トラックバック(0) |
旺文社文庫 こんなん出ました 最終回
さて、旺文社文庫の最終兵器は、表紙に「別製旺文社文庫」、もしくは「旺文社文庫(別製)」と表示されている旺文社文庫です。奥付には非売品と表示されています。
私が今、目の前にみているのは、「坊っちゃん」と「石川啄木歌集(一握の砂)」の2点です。通常版に比べて、明らかに紙質が異なります。旺文社文庫は少し白い感じの、私の友人に言わせると少し香料を含んだようなよい香りのする、好ましい紙ですが、別製はザラ紙に近い少し厚手の褐色に変色しやすい性質の紙、昭和20年代の岩波文庫のような紙質です。内容も、解説や年譜などを簡略化して編集しなおしていて、わざわざ別製用にアレンジしています。
長年文庫本を扱ってきましたが、この手の旺文社文庫は初めてです。非売品ということは、タダで配った可能性が高いということと思われますが、実態は謎です。
恐るべし、旺文社文庫の奥の深さ、赤尾好夫の深謀遠慮。
旺文社文庫の気に食わぬ点。
新潮文庫にせよ、角川文庫にせよ、岩波文庫、中公文庫にせよ、文庫名になっている出版社名は短縮形ですね。旺文社文庫はなぜ旺文文庫にならなかったのか。ひとりフルネームです。読売ジャイアンツがひとり巨人「軍」と称しているのと何となく似ていませんか。(じっくり思い出してみると、集英社文庫や講談社文庫もフルネーム派ですね。探すとまだあるかも知れない。でも旺文社と巨人軍のダブル・イメージは私から消えません。)
でも旺文社文庫、喜んで買取させていただきます。
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2011年8月30日 | コメント/トラックバック(0) |
旺文社文庫 こんなん出ました。 part3
各社の文庫本には時々一種の変態形が現れます。
有名なところでは、岩波文庫が戦前、教科書版と銘打って、内容は全く同じで、「万葉集」など有名どころを大きなサイズで出しました。
われらが旺文社文庫では、名作を選りすぐって外側をハードカバーにした特装版というのを出しました。今でもちょくちょく出てきます。これがなかなかチャーミングです。
元の文庫より好ましい点がいくつかあります。まず綴じが糸綴じです。元が無線綴じなので強度で勝ります。元では変な標語が書かれた例のアマガエル色の紙の栞が付いてたのが、スピン(栞紐)付に格上げです。
この特装版も実は2種類あり、定価付と定価のないのとです。ややこしいですね。
旺文社文庫の別働隊はこれだけかと思っていたら、なんとなんと、まだ伏兵がいたのですね。あ、あ、続きは次に。


