もう一度…
今日が日曜日であったこと。これは偶然ですが、でも、そう思うだけでは、大切な何かが欠けてしまう気がします。
冷静に、しかし熱を込めて思い出そうと思います。その為の自由な時間がめぐって来たと思いたい。
何波もの津波のはざまに、住んでいた人や働いていた人や学んでいた人が巻き込まれ、亡くなられたこと。
コンクリートの建造物の、鉄の大きな船の、丸いタンクの、多くの自動車やバスの、海水や川の水が入り混じった奔流の中でのあの動き。
福島の破壊された原子力発電所が、放射性物質を流し続けていること。現場で作業されている方々の懸命の努力にもかかわらず、破れ、鉄骨らしきものがむき出しになった風景に、いまだに指一本触れることができず、眺めざるを得ないこと。
古本屋はもう一度、自分の出来ることを考えます。コショタン、力を貸してくれますか。
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2012年3月11日 | コメント/トラックバック(0) |
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一年が…
もう、明日が3月11日です。
1年前、私と家内は、京都の娘のマンションから引越しの手伝いで、伏見区にいました。荷物を積み込んだエレベーターを上げたり下げたり、知らないうちに、午後4時頃になっていました。やっと最後の荷物を積み終えて、やれやれ食事でもと思っていると、家内の携帯に地震の知らせが入りました。半信半疑でワンセグを見ると、小さな画面の中に、海上のヘリが撮影している、浜へと押し寄せている1列の不思議な波の映像がうつりました。地震で起こった大津波の、何とも言えない映像でした。
そのあと、出先でのことでしたから実態を掴むのに時間がかかりましたが、なにはともあれ、福島に住んでいる友人の携帯に安否を確かめるメールを送りました。何日かして電話をくれたので安心したのを覚えています。
次の1年、良い方向に進みますように。
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2012年3月10日 | コメント/トラックバック(0) |
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目録仕上げて息をつく
昔、夏休みの宿題「夏の友」(何たる題名!)を始業式の前日ギリギリに仕上げた時の記憶が、蘇ります。
「春の四天王寺大古本祭り」目録、明日が公式の締切日でして、添付ファイルにしてメールの送信ボタンを押して、やれやれ。しかし、念のため添付ファイルの具合を調べると、なんと肝心の価格欄がバッサリ抜けて、後ろのページにずれています。見にくい事この上なし。
印刷屋さんに迷惑をかけるのは忍びないので、別の方式で再度送信。また、念のため開こうとすると、あれあれ、今度はセキュリティの関係で開かない。自分のパソコンで作った添付ファイルが自分のパソコンから拒否されるという珍事。
三度目のなんとやら、もっとも原始的な、コピー、貼り付けでメール作成。送信。何とかうまくいったようです。
印刷屋さんはあきれているでしょうね。同一人物から立て続けに三つのメール。しかし、去年の今頃は、まだ手書きの原稿用紙で送っていたと思うので、長足の進歩と言えなくもない。
と、威張っても仕方ないですね。回周遅れのランナーが一位に見えたとしても意味ありません。
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2012年3月9日 | コメント/トラックバック(0) |
尾崎紅葉は面白い
いまどきの話題ではありません。紅葉の日記をネタにしようというのだから閑文字も良いところ。
この江戸っ子作家は夭折と言ってよいほど若死にでした。35歳ですから、長寿時代の今では、青年と言えるかも。しかし当時、既に鬱然たる大家として文壇に君臨していたのです。
何しろ威張っていたようです。日記を読むと良く判ります。
明治34年3月16日「朝。十一時起。直に鏡花の家に到りて執筆し、中食を命ず。」すごいでしょ。昼前に起きてきて、泉鏡花の家へ乗り込んで、ちょっと原稿書いて、飯を出せ!ですから。当時、紅葉は33歳、鏡花は五つ下ですから28歳。師弟関係というのは、厳しいものです。私も誰かに命じたい。
同年4月20日「雨。午前、横浜谷口喜作来る。(中略)午飯を出し、二時迄居る。打捨てて上野音楽会に赴く。」威張りくさっていますね。昼食を出してやっても帰らぬから、さっさと自宅を出てきた、というところ。この音楽会でケーベル博士のピアノ演奏を聴いています。
胃弱に苦しんでいたせいか、薬を多量に飲んでいます。また、やたらと「牛乳二合」という記載が目に付きます。好きだったらしい。「牛乳不着」などと書いたりもしています。
反対に、酒は弱かったらしく、午後7時からの宴会で、早くも9時には前後不覚となって、その場に酔いつぶれたりしています。
颯爽としていたことは、日記の端々にあらわれていて、何となくほほえましい。
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2012年3月8日 | コメント/トラックバック(0) |
作業、作業!
修行、修行じゃないです。作業、作業です。
古本屋は、暇があれば、ページ繰りをしたり、書棚の書物を移動したり、値札を付けたり、はがしたり、縛ったり、ほどいたり、忙しそうですが、頭の中は全く別のことを考えたりしています。
それでも、即売会が近づいてくると、真剣に本そのもののことを考えなくてはなりません。売れそうな本、売りたい本は何か。
持ってゆく分量に限度がありますので、選択します。持って行った分量と、殆んど変らない分量を持って帰りたくないのは、古本屋の正直な気持ちです。半分ほどに減ってくれれば、どんなに有り難く楽なことか。真剣に本選び。
現実は、本の箱の何箱かはカラになりますが、何十箱かは御帰還になります。よほど我が家が好きなのか、と、ため息が出そうです。
来週から、タイトな予定で即売会が始まります。
3月16日から、たにまち月いち古書即売会(何か新機軸があるみたいですよ)。23日からは、弁天町オーク200古本祭り。来月は7日からツイン21即売会。下旬28日からは四天王寺春の大古本祭りと、大型の即売会が続きます。
このブログでも詳しくお知らせしたいと思います。
あ、作業をしなくては。
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2012年3月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会


