大阪市阿倍野区へ出張買取
昨日は大阪市阿倍野区へ、参加している即売会組織が依頼を受けた買取でお伺いしました。
即売会のチラシや目録に買取の広告を載せていますので、それをご覧になったお客様から多くのご依頼をいただきます。
今回はSFや推理小説関係の、大量の単行本や文庫本、新書、雑誌、それ以外の一般書などをお譲りいただきました。
大ベテランのAさんの指示の下、たちまち、沢山の本が仕分けされ評価され車に積み込まれます。
お客様にもご満足いただけたようで、良かったです。
ありがとうございました。
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2018年6月25日 | コメント/トラックバック(0) |
整理は勉強
先日買い取りさせていただいた大阪の詩壇関係の資料をぼつぼつと整理しているのですが、なかなかはかどりません。
足立巻一さんや寺島珠雄さん、杉山平一さん、長谷川龍生さんなど、関西の詩人や評論家からの書簡や葉書などは整理しやすいのですが、終戦直後からの大量の同人雑誌などは、発行順に並べたり目次に目を通すだけでかなりの時間がかかります。
でも、これらの作業を続けていると、敗戦後の大阪を中心にした関西の有名無名の詩人たちの熱気が伝わってきます。
勉強になること、実物にまさるものはありません。
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2018年6月24日 | コメント/トラックバック(0) |
十手片手に
出張買取にお伺いすると本などの査定が終わってから「こんなもんが出てきたから、一緒に持って帰ってー」と、思いがけない物が付いてくることがあります。
評価できる物だったらよいのですが、大抵はちょっと困るモノの場合が多いです。
先日の買取では、十手を付けてくださいました。
朱房のついた、鉄製のずっしり重い、もちろんレプリカです。
聞けば、亡くなられたお父さんが時代劇のファンだったとか。
テレビの前でこの十手を持ちながら「銭形平次」なんかを楽しんでおられたのかも知れません。
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2018年6月23日 | コメント/トラックバック(0) |
木曜日に市会
昨日は、本来月曜日に開かれる市会がありました。
出品数はいつもと大して変わりませんでした。
皆さん、昨日までに既に入札をされていたみたいで、市場は静かな感じ。
市会の同人もお店の定休日の兼ね合いか、来られた人が少なかったので、仕事量としてはかなり忙しかったです。
いつもの市会でしたら翌日は火曜日ですが、今回はすでに金曜日。
得したような損したような。
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2018年6月22日 | コメント/トラックバック(0) |
歓楽が極まると
蛸壺や 身を置く場所は 他になく
現世(うつしよ)の 逢魔が時に 蚊遣り焚き
花なれど 花の名は無し 水中花
ご存じ、古本屋俳人Oさんの近詠です。いずれも佳句ですが、何か静かな、諦観めいた気分が目立ちます。
普段はバイタリティーのある、タフなナイスガイですが、こんな一面もあるのですね。
そろそろ、歓楽極まって哀情多し、の境地なのかもしれません。
そのOさんが参加する古書即売会が今日から始まります。
「神戸・もとまち古本市」 6月21日(木)~24日(日)
AM10:00~PM5:30(最終日のみPM4:30にて閉場)
JR・阪神・元町駅から約5分 元町商店街・まちづくり会館1F
ぜひともお運びくださいませ。