迷惑

手近にあった「東遊雑記」古川古松軒著 東洋文庫版の解説をパラバラ読むと、面白いことが書いてありました。



江戸時代は将軍が代わるごとに、日本各地に地方を見回る役人一行を派遣したそうです。地方にとっては迷惑な慣例になっていますから受け入れ側も、できるだけ早く通り過ぎてくれるように準備します。



いろんなご下問への受け答えも当たり障りなくいつも通りの定形を守って、それ以外の質問には知らないと答えるようにする事もあったらしい。ところが、あまりに知らない、が多すぎて腹を立てた役人が馬を指してあれは何か?と尋ねても知らないと答える始末。



今でもこれに似たことがあるのではないでしょうか。特に災害の後などに、大臣なんかが大勢引き連れて被災地を回るのは迷惑千万だと思います。災害が起きる前に回って災害への準備を促すんだったら良いんですが、全く反対。百害あって一利なしです。



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2023年8月26日 | コメント/トラックバック(0) |

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ツクツク

この頃はツクツクボウシの声もまばらになってきました。あの独特の突っかかるような鳴き声は好きです。特に鳴き終える時の律儀なリズムは、聞いていて微笑ましくなります。



法師蝉とも言いますね。秋の季語です。



朝風や 声あたらしき 法師蝉           千代田葛彦



法師蝉 挽歌の如く 声終る         内藤吐天



法師蝉 いくばく残る 子の休暇         下村ひろし



ツクツクボウシに触発されて情景、感慨を詠んだ句です。最後の句などは、ツクツクボウシの鳴き終わりの焦ったような鳴き方と、夏休みも残り少なくなった時の感じがマッチして、とても感じがよく出ています。



今日から始業式の学校のニュースを聞きました。法師蝉の声に送られて、元気に新学期をスタートしてほしいものです。



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読書が進む

しばらくブログをお休みさせていただきました。このところ、飛び飛びに休んでいます。でも、その甲斐あってやっとこさ、トイレでの読書が再開できました。



何のことかとお思いでしょうね。実は今年の2月から一時的に人工肛門を造設していたのです。直腸にたちの悪いのが出来たのでそれを切除するためです。つまり、肛門のすぐ上の悪いものを切取った後の接合部分を安静にするため、おへそのすぐ右に穴を開けて小腸をそこから少し出して、しばしの間、肛門としたのです。



尾籠な話になって恐縮ですが、そこに袋を貼り付けて、溜まれば中腰になってトイレに一瞬で流すだけです。したがってこの半年余り、トイレでゆっくり本を読むという楽しみがまったく無かったわけです。



今回、手術で腸を元通りお腹の中に戻して、めでたくお尻の再開となったわけです。早速一冊を携えてトイレに籠もったのは言うまでもありません。



中国では古くから馬上、枕上、厠上が文章が湧いてくる良い場所とされていました。枕の上、厠の中は読書にも向いています。その楽しみが戻ってきて嬉しいことです。



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いましめ

台風が接近しています。ちょうど和歌山県の新宮付近の海岸に上陸しそうな気配です。お気をつけください。何年か前の強烈な風台風の時のコースと似ているようです。



あの時は紀伊水道を北上したので大阪はかなりの被害がありました。関空の連絡道に船がぶつかったりもしました。泉南地方の電信柱が何本も倒れて、停電が何日も続いたこともまだ記憶に生々しいです。



懐中電灯を使っての明かりの工夫なんかもその時に習ったものです。いざ災害が発生すると、毎年の積み重ねがありませんからそうした工夫も忘れてしまいがちになります。



治に居て乱を忘れずというのは古人のいましめですが、災害大国日本でこそ全国民が心すべき心構えかも知れません。



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2023年8月14日 | コメント/トラックバック(0) |

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ヒッチコック

今日は映画監督のヒッチコックの誕生日だそうです。「鳥」「サイコ」「レベッカ」「ダイヤルMを回せ」「裏窓」「めまい」など、名作傑作がひしめいています。



自分の作品にほんのワンシーンというかワンショット、自分が出演することが大好きでした。後にテレビで「ヒッチコック劇場」という番組を持って、そこでは番組の最初に出てきて、ちょっと皮肉な内容紹介をする、というパターンで人気がありました。日本では熊倉一雄の吹き替えで、まさにピタリのキャラクターでした。



彼の映画は何度も見て、どうなるかもわかっているにも関わらず、ドキドキするのはなぜでしょう。多分、細部が丁寧に作り込まれているので見るたびに、観ている深さが変わるからかも知れません。古くなりません。



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2023年8月13日 | コメント/トラックバック(0) |

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