ちょっと怖い
スリラー物の映画などで、近づいてくる殺人者の怖いイメージを高めるために、靴音を段々と大きくするという場面がよくあります。
石畳と裏鋲がついた革靴、つまり欧米のイメージですね。文明的な香りがします。
しかし、人が靴音を立て始めたのはそんなに昔の事ではないようです。歴史的に見ればつい最近の事だとか。
近世になるまで、世界中の人間は音を立てずに歩いていました。
動物は今でもそうです。彼らは基本的に静かに移動します。犬や猫の足音は聞いた事があまりありません。
ある学者がアフリカで、何気なく振り向いたら後ろに象がいてビックリした、と書いていました。ほとんど音はしなかったらしい。
静かなほうが実は怖いと思いました。
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2014年6月6日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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