おはじめ

何かの拍子に、全く忘れていた事を思いだす瞬間があります。



今日も今日とて、「川柳 末摘花(すえつむはな) 全詳釈」岡田甫著 有光書房刊という全く時代遅れの本を手に取っていて、著者の名前にふっと気持ちが向きました。「確か、おかだはじめ、と読むんやったな」とぼんやり考えていると、全く別の記憶が湧いてきたのです。



私が大昔に信用金庫に就職した時、普通預金の口座を作らされたのですが、100円か1000円かで開設した通帳の第一行に「お甫め」というゴム印が押されていたのでした。つまり口座を始めた、という意味なんでしょう。ただ今まで全く聞いたことがなかった「お甫め」という言葉、何より「甫」という漢字に奇異な気持ちを抱いたことを覚えています。



これで「はじめ」と読むんや、と教えられたのです。日常業務でも、お客様が普通預金口座を開かれる時は、普通預金係はその通帳の摘要欄の第一行に「お甫め」と小さなゴム印を押してお客様にお渡ししていました。私もいつの間にか、慣れてしまって何の違和感も持たなくなりました。



でも今、改めて考えると、なぜ「お始め」ではいけないのか、その理由がわからないのです。金融機関の古くからの慣習なのでしょうか。就職した信用金庫だけのことなんでしょうか。今でもやっているのでしょうか。知りたい気持ちが湧いてきます。



でも、どこかの金融機関で通帳を開設して確かめる余裕はこれっぽっちもありません。



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2022年11月21日 | コメント/トラックバック(0) |

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