裏の芸
先ごろ、テレビのニュースキャスターで評論家の俵孝太郎さんが亡くなりました。私どもの世代では、「こんばんは、俵孝太郎です」で始まるニュース番組でおなじみでした。
ニュースキャスターを辞めてからはあまりマスコミには登場しなかったのですが、1991年に「気軽にCDを楽しもう」という、クラシックCD名盤案内の本を出されてびっくりしました。これが好評だったのか、合計3冊出されました。それ以外にも外資系CD店が毎月出すPR雑誌にも、クラシックCDのコラムを亡くなられる直前まで連載されました。
それらを読んでみると、そこらの音楽評論家顔負けの、古くからの筋金入りのクラシックファンであることがよくわかります。表芸の政治評論には全く読む気をそそられませんでしたが、彼の推薦するCDには、なるほどと納得することがよくありました。
その本の中で彼が書いていた、眠りに誘う秘訣が面白い。眠れないときは「俺が持っている交響曲全集は何があったかな」と数え始めるとのこと。Aから順にアッテルベリ、アリアーガ、などと行くとベートーヴェンあたりで眠くなるとのことでした。
クラシックCDのコレクターはお試しあれ。
古本 買取 箕面市


